石へんに楽と書く漢字には「礫」があります。
この記事では、「礫」の読み方を分かりやすく説明していきます。
石へんに楽で「礫」の読み方
「礫」は音読みで「れき」やと読み、訓読みは「つぶて」や「こいし」と読みます。
「こいし」は一般的に「小石」という表現を使います。
「礫」の意味や解説
「礫」は小石や石ころを表す言葉であり、色々な場所に存在するのが特徴です。
「礫」は小さな砂である「砂礫」のようなものから、大きな石がまとまった「石礫」など様々な形状が存在します。
「礫」は自然界の色々な場所に存在しており、山や川などに存在するものは地層を形成するのが特徴です。
「礫」はこれ以外にも人工物が震災や災害によって破壊されたものを示す時にも使うことが可能であり、コンクリートや瓦が壊れて集まったものは「瓦礫」と表現します。
川の底に溜まる小石を表す言葉には「礫岩」があり、こちらは砂や泥と一緒に固まり堆積岩になることで有名です。
「礫」の熟語での使い方や使われ方
・『砂礫』【されき】
「砂と小石」を表す言葉であり、その大きさによって名前が変わります。
「砂礫」は地質学ではシルト、砂、礫に分類されます。
・『瓦礫』【がれき】
「瓦やコンクリート、壊れた破片、小石」などを表す言葉であり、こちらは震災や災害によって発生するものも存在します。
これらは基本的に邪魔になるものであり、このことから「瓦礫」には役に立たないものを表す意味で使うことも可能です。
・『飛礫』【つぶて】
「投げる際に使う石」を表す言葉であり、こちらは「ひれき」と読むことも可能です。
音沙汰がないことを表す言葉には「なしの礫」があり、こちらは「飛礫」を使うことはできません。
まとめ
「礫」は小石や石ころ、壊れた瓦やコンクリート、砂などを表す言葉です。
