金へんに曼で「鏝」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「鏝」の読み方を分かりやすく説明していきます。

金へんに曼で「鏝」の読み方

「鏝」という漢字の音読みは「マン・バン」、訓読みは「こて」になります。

「鏝」の漢字は日本語の熟語においては、音読みの「マン・バン」で読まれることはほとんどありません。

「鏝」という漢字は「建築物の壁を塗るための道具」を示す「こて」という訓読みで読まれる熟語が多くなっています。

例えば、「焼き鏝(やきごて)・電気鏝(でんきごて)・半田鏝(はんだごて)」などの熟語において、「鏝」「こて・ごて」という訓読みで読むことができるのです。

「鏝」の漢字の意味や解説

「鏝」という漢字の意味は、「建物の壁に土・泥・セメントなどを塗りつけるための道具」になります。

「鏝」というのは、「鉄製や木製の平らな板に、手が壁につかないようにした柄をとりつけた左官(さかん)仕事の道具」を意味している漢字なのです。

また「鏝」の漢字の古語的な意味として、「刃物が先についていない矛(ほこ)」を挙げることもできます。

「鏝」の熟語での使い方や使われ方

・『焼き鏝』【やきごて】
「布・紙などのシワを綺麗に伸ばすなどの用途で、火で熱してから使うコテ」の意味で使われている言葉です。

・『半田鏝』【はんだごて】
「電気や火で加熱して、ハンダを溶かして溶接するためのコテ」を示している熟語になります。

・『鏝絵』【こてえ】
「伊豆松崎町の左官である入江長八が完成させたと伝えられるもので、コテを道具にして漆喰で描く絵」の意味合いで使われています。

・『鏝板』【こていた】
「壁塗り用の漆喰(しっくい)などを盛り付けておく小さな板」「裁縫でコテを使う時に台にする板」の意味を持っている熟語です。

・『移植鏝』【いしょくごて】
「草花などを別の畑や鉢に移植するために使う小さなスコップ」の意味を持つ言葉です。

まとめ

この記事では、金へんに曼と書く「鏝」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「鏝」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説を確認してみてください。

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