「判然」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「判然」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「判然」の正しい読み方は「はんぜん」
「判然」の正しい読み方は「はんぜん」です。
「判」には「判断」【はんだん】「裏判」【うらはん】など「はん」という読み方があります。
「然」は「自然」【しぜん】「漠然」【ばくぜん】など「ぜん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「はんぜん」が「判然」の正しい読み方です。
「判然」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「判然」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ばんぜん」「はんねん」です。
「判」には「小判」【こばん】「評判」【ひょうばん】など「ばん」という読み方があり「然」は「天然」【てんねん】「默然」【もくねん】など「ねん」とも読みます。
「判然」の正しい読み方は1つだけなので他の読み方は全て読み間違いになります。
「判然」について説明
「判然」とは、「はっきりしていてよくわかること」を表す言葉です。
輪郭がくっきりしていたり姿形が明らかだったりなど、あいまいなところがなく誰が見てもそれが何であるかはっきり認識できるさまを指します。
一般的には「判然としない」という否定形の形により「はっきりしない」という意味で使われることが多く、はっきりわかるという意味で使われるケースは限られます。
「判然」の言葉の由来
「判」には「はっきりしている」という意味があり「然」は「そのまま」を意味します。
「物事がはっきりしていてそのままわかる」に由来する言葉が「判然」です。
まとめ
「判然」はそのままの形で使われることが少ないので、否定形の使い方とあわせて覚えておきましょう。