にんべんに有で「侑」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに有と書く「侑」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「侑」の読み方と意味について解説します。

にんべんに有で「侑」の読み方

「侑」の読み方は音読みでは「ユウ」「ウ」、訓読みでは「すす?める」「たす?ける」「ゆる?す」「むく?いる」です。

「侑」の意味や解説

「侑」とは、「相手にすすめること」を意味する言葉です。

相手に対してどうぞと差し出し使ったり食べたりするよう促してすすめる行為を表す言葉で、一般的には飲み物や食べ物など主に飲食物を相手にすすめる行為に対して用います。

人に対してご馳走したり酒を振る舞ったりなど、あらかじめ用意した飲食物を相手が気兼ねなく飲み食いできるよう遠慮せずに食べてくれということを表す言葉です。

飲み食いする時はどうしても相手に気を使ってしまい食べにくいものですが、緊張したり遠慮したりといった理由から控えめになっている相手に対し積極的に食べるよう誘いかける行為を意味します。

好意から相手に対して食べるよう促すさまから転じて相手のために良かれと思ってやる、つまり「手助けする」という意味にもなります。

さらに飲み食いすることで気持ちを通じ合わせ良い関係になることから転じて「わだかまりをなくして許す」「かけられた恩に対してむくいる」という意味でも使われる言葉です。

「侑」の熟語での使い方や使われ方

・『侑食』【ゆうしょく】
「食べ物をすすめること」を意味します。

遠慮なく食べてくださいと食事をすすめることを意味しますが、一般的には食事の席をもうけて人をもてなす行為を表す言葉として使います。

・『侑酒』【ゆうしゅ】
「酒をすすめること」を指します。

どうぞ飲んでくださいと酒を差し出しすすめるさまを指す言葉で酒を持ち注いで回る、いわゆるお酌を意味する言葉でもあります。

まとめ

「侑」はあまり身近な言葉ではありません。

ほとんどが熟語の形で使われるので正しく理解できるよう本来の意味と読み方を知っておきましょう。

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