この記事では、「俄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「俄」の読み方
にんべんで我で「俄」は、音読みは「が」と読みます。
また訓読みでは「にわ(か)」、や「にわか」と読みます。
「俄」の意味や解説
「俄」は「にわか」や「たちまち」、「急に」という意味があります。
だしぬけに、物事が起こる時、「俄」という言葉を使います。
例えば、急に驚くようなことを言われた場合、信じられない思いになるかもしれません。
この場合は、「俄に信じがたい話」などという文章にすることができます。
また、天気が急に変化していく様子を見た時、「天候が俄に変化している」などという文章にできます。
「俄」の熟語での使い方や使われ方
・『俄然』【がぜん】
「俄かな様子」という意味があります。
例えば、冬の間、焼き芋屋をしていた人が、夏になると、かき氷屋になる場合は、「冬の焼き芋屋が、俄然として夏にはかき氷屋になる」などという文章を作ることができます。
・『俄雨』【にわかあめ】
「急に降り出してまもなくやんでしまう雨のこと」という意味があります。
別名は「驟雨(しゅうう)」です。
雨の降り始めや、降り止みが突然で、変化が大きく散発的なのが特徴になります。
ほとんどの場合、降り始めから短時間で止むような雨を見た時に、「俄雨」という言葉を使います。
雨宿りをしている時、すぐに止みそうだと感じた場合は「俄雨だからすぐに帰ろう」などと言うことができます。
・『俄長者』【にわかちょうじゃ】
「急にお金持ちになること。
またその人のこと」という意味があります。
例えば、宝くじで高額当選を果たして、急にお金持ちになった人を見た時、「彼は俄長者だ」などと言うことができます。
まとめ
「俄」は「にわか」と読むことができます。
「急に」とか「たちまち」という意味があるため、急に大きな変化が起こった時などに、使ってみてはいかがでしょうか。