やまいだれに此と書く漢字には「疵」があります。
この記事では、「疵」の読み方を分かりやすく説明していきます。
やまいだれに此で「疵」の読み方
「疵」は音読みで「し」と読み、訓読みは「きず」や「やまい」、「疵る」で「そしる」と読みます。
「きず」は「傷」、「やまい」は「病」、「そしる」は「謗る」や「誹る」と書くことが可能です。
「疵」の意味や解説
「疵」は物理的についた傷や傷跡を表す言葉であり、こちらはさらに過ちや欠点を示す時にも使うことが可能です。
「疵」はこれ以外にも病気を示す時や、悪口を言う時にも使います。
他人対して悪口を言うことは「そしる」と表現し、こちらは「毀疵(きし)」という言葉で使われます。
この言葉に使われている「毀」は破れるや壊れることや、そしる行為や貶す言葉を表す時に使う言葉です。
「毀疵」によって直接的な被害や悪影響が出た場合には「名誉毀損」として訴えることが可能であり、こちらは最近だとインターネットのやり取りでも発生しています。
「疵」の熟語での使い方や使われ方
・『瑕疵』【かし】
「傷や欠点」を表す言葉であり、こちらは具体的なものから法律的な用語としても使われます。
「瑕疵」は法律的な用語以外にも行政行為に対して使うことも可能です。
・『毀疵』【きし】
「人をそしること」であり、こちらは様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
特に公的な場所で人を「毀疵」する行為は「名誉毀損」や「誹謗中傷」として判断されることもあり、こちらは裁判によって刑罰が下るケースも存在します。
・『疵物』【きずもの】
「傷が付いてしまい傷んだもの」を表す言葉です。
こちらは食べ物などの物体が傷んだ時や、人の純潔や心を傷つけた時に比喩表現として使うことも可能です。
まとめ
「疵」は物理的な傷や欠点、そしる行為を表す時に使います。