木へんに少で「杪」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、木へんに少で「杪」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに少で「杪」の読み方

「杪」という漢字の音読みは「ビョウ・ショウ」で、訓読みは「こずえ・すえ・ちいさい」になります。

「杪」の漢字を日本語で音読みする場合は、「杪春(びょうしゅん)・杪歳(しょうさい)」などの漢語調の熟語を使う場合にほぼ限定されます。

「杪」という漢字を「こずえ」と訓読みで読むときは、「梢」というより見慣れた漢字の異体字としての読み方になります。

「杪」の漢字の意味や解説

「杪」という漢字の基本的な意味は、「木の枝の先のほう・こずえ」になります。

この意味での「杪」「梢」というより一般的な漢字に書き換えても同じ意味となります。

「杪」の意味として、「先端・終わり・末」「大きさが小さい・太さが細い」もあります。

「杪」の熟語での使い方や使われ方

・『杪歳』【しょうさい】
「一年の終わり・年末」の意味合いで使われる言葉です。

一般的には「年末・歳末」の言葉を使って表現されますが、「杪歳」という漢語的な熟語でも同じ意味となります。

・『杪春』【びょうしゅん】
「春の終わり頃・晩春」「陰暦で3月」を意味して使われる漢語的な熟語です。

・『杪秋』【びょうしゅう】
「秋の終わり頃・晩秋」「陰暦で9月」を指して使うことができる漢文調の熟語です。

「杪秋」「杪商(びょうしょう)」と書いても同じ意味合いとなります。

・『杪小』【しょうしょう】
古代中国の古典である「後漢書」などに用例がある、「小さいこと」を意味して使われる熟語です。

・『杪頭』【びょうとう・しょうとう】
「こずえ・細い枝の先端」を指して使われる漢文的な熟語になります。

まとめ

この記事では、木へんに少と書く「杪」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「杪」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を参照してみてください。

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