この記事では、「椢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに国で「椢」の読み方
「椢」という漢字の音読みは「カイ」、訓読みは「くぬぎ・はこ」です。
「椢」という漢字を、現在の日本語で「カイ」と音読みする熟語はほぼありません。
日本においては「クヌギの木」を意味する漢字の一つとして「椢」は認識されており、「くぬぎ」という訓読みで読まれることが多くなっています。
「くぬぎ」から派生した類似の訓読みとして「くにぎ」もあります。
また名前の名字に「椢」の漢字が使用されるケースもあり、その場合は「くに」と訓読みされます。
「椢」の漢字の意味や解説
「椢」という漢字は、「クヌギと呼ばれるブナ科の落葉高木」を意味しています。
「クヌギ」は、「秋の季節になるとドングリの実をつけ、その樹液にカブトムシやクワガタムシが集まってくる樹木」として知られています。
ただしクヌギの木を指し示す漢字には、「椢」以外にも「椚・櫟・橡・櫪・栩」などもあります。
「椢」には「内側が空間になったハコ」の意味もありますが、日本語でその意味合いで使われることはありません。
「椢」の例文や名前での使われ方
・『椢の木が減少していることもあり、最近は都市部近郊でカブトムシの姿を見かけることは極めて稀になりました』
・『椢の木は現在では時に家具・薪などに使うくらいですが、古代以前の時代には椢の木になるドングリは貴重な食糧でした』
・『椢原』【くにはら】
「椢の漢字が使われているレアな名字」で、全国でも約200人しかいないとされています。
まとめ
この記事では、木へんに国と書く「椢」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「椢」という漢字について詳しくリサーチしたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。
