木へんに可で「柯」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、木へんに可で「柯」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに可で「柯」の読み方

「柯」は音読みではカと読む漢字です。

訓読みではエやエダやクキと読みどれも送り仮名が付きません。

また訓読みする場合どの読み方になるかは「柯」がどのような意味で使われているかによって異なります。

「柯」の意味や解説

「柯」はそれぞれの訓読みに対応した三つの意味がある漢字です。

エという読み方は斧の柄を意味しますし、エダと読む場合は木の枝をクキと読む場合は草の茎を意味します。

また訓読みではなく音読みの場合は木の枝ではなく木そのものを指す言葉として熟語に使われることもある文字です。

「柯」の熟語での使い方や使われ方

・『枝柯』【しか】
木の枝を指す言葉です。

枝と柯のどちらも単体で木の枝を指す漢字であり同じ意味の漢字を並べて意味を強調した熟語の一つになります。

・『庭柯』【ていか】
庭に植え込まれた植木を指す言葉でいわゆる庭木を指します。

「柯」は基本的に木そのものを指す意味はありませんが、例外的に木そのものを指す意味で使われている熟語と言えるでしょう。

・『爛柯』【らんか】
仙人のうつ囲碁に夢中になったあまりに斧の柄が腐るほど時間が経ってしまったという昔話から来ている囲碁の別名です。

また遊びに夢中になりすぎて時の経過に気が付かなかったという言葉として使われています。

まとめ

「柯」は音読みのカや訓読みでエやエダやクキという読み方を持つ漢字ですが、現在ではそれぞれ単独で意味がわかりやすい文字が一般的に使われるため余り見かけることは多くありません。

使われる場合はどの読み方でも送り仮名が付くことはないので、斧のエ木のエダ草のクキなど何に関して「柯」という字が使われているかによって読み方を区別しましょう。

タイトルとURLをコピーしました