木へんに八西寸で「樽」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「樽」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに八西寸で「樽」の読み方

「樽」という漢字は訓読みでは「たる」と読み、音読みでは「ソン」と読みます。

「樽」の意味や解説

「樽」には「たる」「酒だる(酒を入れるための容器)」という意味が含まれています。

「樽」は大地を覆う木の象形である「木へん」に酒だると両手の象形である「尊」を組み合わせ、「木製の酒だる」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「樽」を使った例文

・『大きな船の船底にはいくつもの樽が所狭しと積まれていた』
・『宣伝用の動画では、酒樽から濃厚な赤色をしたワインが注がれる映像が流れていた』

「樽」の熟語での使い方や使われ方

・『柳樽』【やなぎだる】
「長い2本の柄を持つ柄樽の一種であり、祝儀用の酒樽」を意味する言葉です。

・『結い樽』【ゆいだる】
「現在、一般的に用いられている樽のことで、たがをはめた木製の樽」を意味する言葉であり、「差し樽(さしだる)」とも呼ばれています。

・『雷樽』【らいそん】
「雷文が刻み込まれた古代中国における酒器の一種」を意味する言葉です。

・『腸樽』【わただる】
「料理店や魚店などで魚類のはらわたなどを入れておくために用いられる樽」を意味する言葉です。

・『角樽』【つのだる】
「角のような大きな柄をつけた柄樽の一種」を意味する言葉です。

・『積み樽』【つみだる】
「酒樽を積み上げ、祝いのしるしとして飾り付けることやそのための酒樽」を意味する言葉です。

・『塗り樽』【ぬりだる】
「黒や朱色に漆を塗った酒樽」を意味する言葉です。

・『ビヤ樽』【びやだる】
「胴の中央が膨らんでいる、ビールを入れるための洋樽」、転じて、「太って腹が出ている人の例え」を意味する言葉です。

まとめ

「樽」は訓読みでは「たる」と読み、音読みでは「ソン」と読む漢字でした。

そして、「樽」には「たる」「酒だる」という意味が含まれています。

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