火へんに各で「烙」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「烙」の読み方を分かりやすく説明していきます。

火へんに各で「烙」の読み方

「烙」という漢字は訓読みでは「烙(や)く」と読み、音読みでは「ラク」「ロク」と読みます。

「烙」の意味や解説

「烙」には「やく(鉄などを熱する)」「焼きがねをあてる」という意味が含まれています。

「烙」は燃え立つ炎の象形である「火へん」に下向きの足と口の象形である「各」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「烙」の熟語での使い方や使われ方

・『烙印』【らくいん】
「鉄製の印を押し当て焼くことやその跡」を意味する言葉です。

・『炮烙/焙烙』【ほうらく】
「炙り焼くこと」「茶道において、灰を入れる器の総称」「古代中国において、殷の紂王が行った火炙りの刑」を意味する言葉です。

炮烙の刑とも呼ばれ、油を塗った胴柱を炭火の上に渡し、罪人にその上を歩かせ、足を滑らせた罪人を火に落としたと云われています。

・『炮烙/焙烙』【ほうろく】
「豆や茶、塩などを煎るために用いられる素焼きの平たい土鍋」を意味する言葉です。

・『焙烙割り』【ほうろくわり】
「焙烙を高いところから落として割る厄除けのまじない」「二者が焙烙をかぶって、目隠しをして打ち合い、相手の焙烙を多く割ったほうが勝ちとする遊戯」を意味する言葉です。

・『焙烙焼き』【ほうろくやき】
「2つ合わせた焙烙の中に鶏肉や魚、野菜、松茸などを入れ、蒸し焼きにして加工した料理」を意味する言葉であり、「焙烙蒸し(ほうろくむし)」とも呼ばれています。

まとめ

「烙」は訓読みでは「烙(や)く」と読み、音読みでは「ラク」「ロク」と読む漢字でした。

そして、「烙」には「やく」「焼きがねをあてる」という意味が含まれています。

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