にんべんに右で「佑」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに右と書く「佑」はどう読み何を意味するのでしょうか。

今回は、「佑」の読み方と意味について解説します。

にんべんに右で「佑」の読み方

「佑」の読み方は音読みでは「ユウ」「ウ」、訓読みでは「たす?ける」「たす?け」です。

「佑」の意味や解説

「佑」とは、「困っている人や苦しんでいる人に対してうまくいくように力を貸すこと」を意味する言葉です。

困難な状況を脱するため足りない力を補うように協力することを「たすける」といいます。

「佑」はたすけることを意味する言葉で、人に助力したり仕事に手を貸したりなどその人だけでは成し遂げられないことを成し遂げられるよう手を差し伸べる行為を指す表現です。

「たすける」「助ける」「救ける」「扶ける」など多くの表記が存在しそれぞれ異なる意味を持ちます。

一般的には常用漢字表に含まれる「助」が使われていますが、人からの手助けや援助ではなく神や天使など人智を超えた超越的な存在から力を借りることを表す場合に「佑」が使われます。

具体的な手助けや救援ではなく神様の加護や天運による守護計り知れない何かが力を貸してくれたとしか思えない類のたすけを表すのが「佑」です。

「佑」の熟語での使い方や使われ方

・『天佑』【てんゆう】
「天からのたすけ」を意味します。

危険な状況にあって一命を取り留めたり奇跡的な方法で困難を回避したりなど天が味方してくれたとしか考えられないようなたすけを指します。

具体的な事例だけではなく天の導きや宿命など人の力では見通せない大局的な天運に対しても用いられる表現です。

・『神佑』【しんゆう】
「神によるたすけ」を意味します。

説明できないたすけを差し伸べた主が天命や宿星などではなく神だと考える場合に用いる表現です。

まとめ

「佑」はたすけることを表す言葉の中でも説明しがたい超常的な力によるたすけを表します。

使う機会が限られる言葉ですが混同しないよう正しく意味を理解しておきましょう。

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