手へんに京と書く漢字には「掠」があります。
この記事では、「掠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
手へんに京で「掠」の読み方
「掠」は音読みで「りゃく」や「りょう」と読み、訓読みは「掠める」で「かすめる」、「掠る」で「かする」、「掠う」で「さらう」、「掠つ」で「むちうつ」と読みます。
「掠」の意味や解説
「掠」は物品などを盗む時やかすめ取る時に使う言葉であり、不法な行為や暴力的な方法によって奪う時にも使うことが可能です。
「掠」はこれ以外にもそばを通ることやかすめて通る時にも使います。
「掠」を使った言葉には「掠奪」があり、こちらは「略奪」と書くことも可能です。
「掠奪」は不法行為や暴力的な方法によって行われるものも多く、盗賊や山賊、海賊、軍隊などがすることで有名です。
「掠」を使った言葉にはこれ以外にも「私掠船」があり、こちらは国家の認可を得た武装船を表します。
「掠」の熟語での使い方や使われ方
・『掠奪』【りゃくだつ】
「ものや人をかすめ取ること」であり、暴力的な行為や方法を取るものも存在します。
異性を無理矢理奪うことを表す言葉には「略奪愛」があり、フィクションやドラマのテーマにも用いられます。
・『剽掠』【ひょうりゃく】
「脅しながらかすめ取ること」を表す言葉です。
この言葉に使われている「剽」は脅すや盗むという意味があります。
・『私掠船』【私掠船】
「国家の認可を得て他国の商船や軍隊を襲う武装船」を表す言葉です。
この制度は16世紀のヨーロッパに生まれたものが多く、18世紀まで多数の私掠船が活動していました。
「私掠船」で活動していた人物には「フランシス・ドレーク」がいます。
まとめ
「掠」は人やものを盗む時やかすめ取ることを表す言葉であり、不法行為や暴力的な行動によって奪う時にも使います。
