糸へんに半で「絆」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

糸へんに半と書く「絆」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「絆」の読み方と意味について解説します。

糸へんに半で「絆」の読み方

「絆」の読み方は音読みでは「はん」「ばん」、訓読みでは「きずな」「ほだし」「ほだ?す」です。

「絆」の意味や解説

「絆」とは、「別々のもの同士をつなぐこと」を意味する言葉です。

固定するために紐を結ぶなど別々のもの同士をつなぐことを指します。

装備を身につけるため紐で結ぶ様子や家畜が逃げないよう縄でつないでおく状態などまばらにならないようしっかりとつないで留めておく様子に対して用いられる表現です。

本来は物体同士をつないで結ぶなど物理的なつながりを表す言葉ですが、結びつけて離れない様子から転じて「人同士のしっかりとしたつながり」という人間関係を表す意味でも使われます。

つながりを持った相手には心を寄せてしまうところから「情を持ってしまい自由でいられなくなる」という束縛に近い意味合いでも使う言葉です。

「絆」の熟語での使い方や使われ方

・『脚絆』【きゃはん】
「すねの部分に巻きつける布製の装身具」を指します。

屋外での活動時にぶつけて傷つけたり寒さで凍えたりしないように装備する布製の下肢用装身具を指します。

現代ではほとんど使いませんが江戸時代には旅人の標準的な装備として広く使われていました。

・『絆創膏』【ばんそうこう】
「傷口を保護するために貼り付ける衛生用品」のことです。

粘着性の布の中央部に傷に当てて保護するガーゼが付いた構造で擦り傷や切り傷など軽い怪我の治療に用います。

・『羈絆』【きはん】
「人の行動を妨げる要因になるもの」を意味します。

本来は人をつなぎとめるものを意味する言葉ですが一般的には悪い意味で使うことが多く「足手まとい」「重荷」といったマイナスの意味合いで使われる表現です。

まとめ

「絆」は一般的には人の結びつきを表しますがそれ以外にもさまざまな意味があるので憶えておきましょう。

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