りっしんべんに寺で「恃」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

りっしんべんに寺と書く「恃」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「恃」の読み方と意味について解説します。

りっしんべんに寺で「恃」の読み方

「恃」の読み方は音読みでは「ジ」「シ」、訓読みでは「たのむ」です。

「恃」の意味や解説

「恃」とは、「頼りにすること」を意味する言葉です。

信頼して頼もしく思いあてにすることを表します。

精神的な依存を表す言葉ですがべったりとよりかかったような関係性ではなく実力や実績を信頼し確かなものであると頼もしく思いながらあてにする様子に対して用いられる表現です。

力を借りたり相談に乗ってもらったりといった具体的に頼る行為だけではなく、いざとなったら助けてもらえるなど心の中で当てにしている状態も含みます。

頼りにする相手の実力を認め心にしっかりと留めておくことから転じて「自分自身の実力を認め心の中でしっかりと信じ誇りを持つこと」という「自負する」そういう意味でも用いられる表現です。

「恃」の熟語での使い方や使われ方

・『矜恃』【きょうじ】
「自分の力を信じ誇りを持つこと」を意味します。

自らの実力や立場などを立派なものであると思いそのことに誇りを持つことを表します。

人は身につけた力や立場によって自分自身を律し力にふさわしい振る舞いや立場に見合った態度など他の人から見られた時に恥ずかしくないよう力や立場に応じて行動を制御し配慮しますが、そのような自分自身を律することにつながる自覚や自負を表す言葉です。

・『依恃』【いじ】
「人を当てにして頼ること」を意味します。

他人の力で生活したり揉め事を他人の力で解決してもらったりなど、自分自身の力や立場ではできないことを成し遂げるために人を頼ることを表す言葉です。

まとめ

「恃」は人を頼りにする心情を表す言葉です。

いろいろな熟語で使われる言葉なので本来の意味を知っておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました