くさかんむりに占で「苫」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「苫」の読み方を分かりやすく説明していきます。

くさかんむりに占で「苫」の読み方

「苫」という漢字の音読みは「セン」、訓読みは「とま・むしろ」になります。

「苫」という漢字は「菅(すげ)などの植物を編んで屋根のようにしたもの」を指して、「とま・むしろ」と訓読みで読むことができます。

「鵜苫(うとま)・苫田(とまた)・苫米地(とまべち)」などの地名でも「とま」と読むことがあります。

「大苫(おおとま)・苫野(とまの)」などの名字で「とま」と読むものも多くあります。

「苫」の漢字の意味や解説

「苫」という漢字の意味は、「スゲ・カヤなどの植物を粗い目で編んだむしろ・屋根の覆い」になります。

「苫」は近代以前の農村・漁村などで、「木造の舟や家屋(小屋)を覆って雨露をしのぐためのむしろ」といった意味合いを持っている漢字なのです。

「苫」の地名・名前や熟語での使われ方

・『苫小牧市』【とまこまいし】
「北海道に実在する市名」になります。
・『苫米地』【とまべち】
「青森県三戸郡南部町にある地名」です。
・『苫編』【とまみ】
「兵庫県姫路市に実際に存在する地名」になります。
・『苫米地』【とまべち・せんまいち・とまこめち・とままいち・とめじ】
「苫の漢字が使われている全国で約2500人しかいない色々な読み方のある名字」です。
・『大苫・三苫・苫名・苫田』【おおとま・みとま、さんとま・とまな、せんな・とまた】
「苫の文字を含んでいる全国でも非常に珍しい名字」です。
・『苫葺き』【とまぶき】
「カヤやスゲの植物を編んで屋根を葺くこと、またその屋根」を意味して「苫」が使われている熟語です。
・『苫屋』【とまや】
「苫(カヤなどの植物)で屋根を葺いている粗末・簡素な小屋」の意味合いで「苫」を使っている熟語です。

まとめ

この記事では、くさかんむりに占と書く「苫」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「苫」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。

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