くさかんむりに波で「菠」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「菠」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「菠」の読み方

くさかんむりに波で「菠」「は」「ほう」と読みます。

「菠」の意味や解説

「菠」「菠薐草(ほうれんそう)」に使われる言葉になります。

「ホウレンソウ」は、元もペルシアあたりで生まれた作物で、「菠薐(ほうれん)」は、そのあたりのエリアを指す言葉になります。

ペルシアは今のイランを意味します。

ちなみに「菠薐」「ネパールの地名」という説もあります。

シルクロードを通り、中国へと伝わったホウレンソウが、後に日本に到来したため、「菠薐草」と呼ばれるようになりました。

つまり、「ホウレンソウ」には、「ペルシアあたりで作られた作物」という意味があることになります。

ペルシアから日本に来たホウレンソウは「東洋種」で、ペルシアからヨーロッパに伝わったのが「西洋種」と呼ばれ、かなり見た目も味も違うと言われています。

現在は、その両者を掛け合わせたホウレンソウも登場しています。

「菠」の熟語での使い方や使われ方

・『菠薐』【ほうれん】
「ペルシアのこと」という意味があります。
国名に漢字を当てたもので「法連」と書くこともあります。
ペルシアは現在の、イランの場所にありました。
・『菠薐草』【ほうれんそう】
「ホウレンソウのこと」を意味します。
アカザ科の一年草や二年草で、園芸植物であり、薬用植物として知られています。

まとめ

「菠」「菠薐草」の一部に使われている感じになります。

もともとは「ペルシア」を意味するための当て字として「菠」という漢字が使われることになりました。

「ホウレンソウ」「菠薐草」と漢字表記できること、また、ペルシアの国名からホウレンソウという言葉ができたことを知っていると、雑学として披露しやすいのではないでしょうか。

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