にんべんに介で「价」の読み方とは?簡単に解釈

にんべんに介と書く「价」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「价」の読み方と意味について解説します。

にんべんに介で「价」の読み方

「价」の読み方は音読みでは「カイ」、訓読みでは「よい」です。

「价」の意味や解説

「价」とは、「善性が認められ優れていること」を意味する言葉です。

「价」「介」には「身体にまとう硬いもの」を意味し、甲殻類や昆虫などの体表に見られる外殻を指すほか人が戦いのに身にまとう防具としての鎧の意味もあります。

「价」は元々「鎧を身につけること」という防具を装備する意味の言葉で、鎧を身にまとった様子から転じて「大きくて立派である」と言うか意見を表す意味に変化します。

大きな鎧を身につけた姿は戦いにおいては有利であり能力的にも優秀なことから転じて「優れている」という能力を表す意味で使われるようになり、能力的な意味から内面を表す言葉へと移り変わり「善性が認められる」ことを表す「よい」という意味で使われている言葉です。

「价」の熟語での使い方や使われ方

・『价人』【かいじん】
「高い徳が認められる優れた人物」を指します。

これまでに善行を積み重ねてきた立派で素晴らしい人物に対して用いる表現です。

単なる性格の良さや人の良さだけではなく考え方に尊敬できるところがあり行動として善を成す行為を実践してきた尊敬に値する人物を表します。

「介人」と表記することもありますが意味は同じです。

・『貴价』【きかい】
「高い身分や地位」を意味します。

貴族や高級官僚など社会的に高く位置付けられる身分や地位を指します。

身分や地位そのものを指す意味のほか、高い身分を持つ人や高い地位についている人を表す意味でも使われる表現です。

まとめ

「价」は単独ではあまり使われない言葉ですが熟語で用いられることがあるので正しい意味と読み方を知っておきましょう。

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