物に心で「惣」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「惣」の読み方を分かりやすく説明していきます。

物に心で「惣」の読み方

惣は、音読みでそうと読むべき漢字です。

訓読みでは、すべと読む事が出来ます。

「惣」の意味や解説

文字での表記を目にすれば一目瞭然な事となるのでしょうが惣は、物の下に心の文字を組み合わせる事によって誕生した漢字です。

そんな惣は、全てや皆、全部を纏めるとか集まる等の意味を所有しています。

画数は全部で12画となっており、漢字検定では準1級レベルとなっていますが、現在の常用漢字には含まれてはいません。

そのため日常生活の場でこの惣の漢字を目にしたり、駆使する場面というのは、決して多くはなかったりするのです。

「惣」の熟語での使い方や使われ方

・『惣菜』【そうざい】
「普段のおかず」「副食物」という意味の言葉として、使われています。

・『惣領』【そうりょう】
「家の相続人や家名を継ぐ人」とか「1番初めに生まれた子供である長男や長女」といった意味を持つ言葉として、利用されているのです。

・『惣惣』【そうぞう、そうそう】
「全てや全部」或いは「全員」という意味合いを有する言葉として、この惣惣は用いられています。

まとめ

見ての通り、物の下方に心の文字を付け足す事によって成立している惣は、音読みでそう、訓読みですべと読む事が出来る漢字です。

更に、全てや総じて、全てを纏めるとか束ねるといった意味を持っています。

ただし惣は、残念ながら常用漢字からは外れてしまっているため、雑誌や新聞、テレビといったメディア上では、余り使用されていない漢字となっているのです。

お陰で普段の生活の中で、この漢字を見たり、利用するシーンというのはほとんどなかったりします。

故に大半の現代人にとってこの惣は、決して馴染み深いとは言えない漢字です。

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