虫へんに青で「蜻」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「蜻」の読み方を分かりやすく説明していきます。

虫へんに靑で「蜻」の読み方

「蜻」の読み方として「せい」「じょう」「しょう」があります。

「蜻」の意味や解説

「蜻」は、「蜻蛉」という熟語して使うことがほとんどで、「蜻蛉」「とんぼ」と読みます。

昆虫のとんぼのことで、全世界に焼く5000種類存在していて、日本には200種類近くが分布していると言われています。

オニヤンマや、シオカラトンボなどが有名です。

卵から幼虫になり、成虫へと成長していく、不完全変態の昆虫として知られていて、幼虫時代は水の中で暮らし、「ヤゴ」と呼ばれています。

「蜻」の熟語での使い方や使われ方

・『蜻蛉持ち』【とんぼもち】
「物を3人で運ぶ、担ぎ方」の名称です。

棒の前方に横木をつけて、その両端を2人で、後ろを1人で担ぐ方法を指します。

棒の形が、まるでとんぼのように見えることから、「蜻蛉持ち」あるいは「蜻蛉」と呼ばれるようになりました。

・『極楽蜻蛉』【ごくらくとんぼ】
「のんびりとしていて、思い悩まずに暮らしている人々」のこと。

そのような人たちをからかう意味で使うこともあります。

「のんき者」「気楽者」という意味があり、楽天的でのんきな雰囲気を持つ人を指す言葉として知られています。

・『蜻蛉』【かげろう】
「とんぼ」の古い呼び名です。

ちなみに、「かげろう」と聞いて、ほとんどの人が思い浮かべるウスバカゲロウなど、寿命が短いことで知られるかげろうは、「蜉蝣」と記載します。

混同しやすいため注意しましょう。

まとめ

「蜻蛉」「とんぼ」と読みます。

どちらかと言えば、昔使われていた言葉で、現在、一般的に使用されるときは、「トンボ」とカタカナ表記で使用されることが多くなっています。

使う場面を選ぶ必要がありそうです。

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