「渡辺徹(わたなべとおる)」とは?
渡辺徹の晩年とその死に様について信憑性も含め以下に詳しく解説します。
「渡辺徹」とは?簡単に説明
渡辺徹は劇団「文学座」に所属する俳優です。
1981年に文学座研究生となり、同年20歳で当時人気の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の新人刑事ラガー役でデビューします。
1982年にはグリコのチョコレートのCMソングとして歌った「約束」がヒットし、歌手としても人気を博しました。
私生活ではドラマ「風の中のあいつ」で共演した歌手の榊原郁恵と1987年に結婚し、その豪華な結婚披露宴は日本テレビで生中継されました。
結婚後は芸能界を代表するおしどり夫婦としても有名で、長男の渡辺裕太も俳優の道に進んでいます。
「渡辺徹」の晩年
仕事にも家族にも恵まれた順風満帆な人生を送っているかに思えた渡辺徹ですが、彼には若い頃から健康面で不安がありました。
デビュー時はスリムな体型でしたが、実は大食漢で本来はぽっちゃり体型でした。
そのためか、30歳で糖尿病を発症し、それが起因した慢性腎不全のため週3回の人工透析を受けなければならない身体になっていました。
また、病気により舞台降板することもありました。
2012年には虚血性心疾患と診断され、6時間に及ぶ大手術を受け無事復帰するも、2013年には膵炎で入院、2021年4月には大動脈弁狭窄症で手術を受けています。
それでも最近まで仕事はしており、10月~11月は舞台「今度は愛妻家」に出演していました。
なおブログの更新は発熱する前日の11月19日が最後となっています。
「渡辺徹」の死に様
渡辺徹は2022年11月20日に発熱して、腹痛もあったことから都内の病院で受診し、細菌性胃腸炎の診断を受けていました。
そのまま入院して治療を受けていましたが、その後敗血症と診断され、11月28日午後9時1分逝去します。
死因は敗血症です。
まだ61歳という若さでした。
敗血症とは感染症を発症した患者の中で起こる過剰な生体反応による障害による病態で、渡辺が患っていた糖尿病などの慢性疾患がある人は発症リスクが高いとのことです。
「渡辺徹」の死に様の信憑性
渡辺徹の死に様は所蔵劇団「文学座」の発表によるもので、信憑性は高いものです。
一時、新型コロナワクチンとの関係性も噂されましたが、根も葉もない不確実な情報のようです。
まとめ
持ち前の明るいキャラクターとは相反する、長い闘病生活に苦しめられた渡辺徹さん。
そんな苦しい病気と闘いながら明るく振る舞っていた姿に思わず涙してしまいます。