この記事では、「三條正人」の晩年や最期を分かりやすく説明します。
「三條正人」とは?
「三條正人」とは滋賀県出身の歌手で、鶴岡雅義と東京ロマンチカのメインボーカルとしても知られています。
男性数名のコーラスグループで、1967年に加入しました。
「小樽のひとよ」でレコードデビューを果たし、ヒットします。
翌年には「旅路のひとよ」をリリースし、日本レコード大賞の歌唱賞を受賞しています。
NHKの紅白歌合戦にも出場しました。
その後は、グループを脱退してソロ活動を行ったりもしています。
脱退と復帰を何度か繰り返しました。
「三條正人」の晩年
「三條正人」は晩年、鶴岡雅義と東京ロマンチカのメンバーとして音楽活動を行っていました。
ソロとして活動した時期もありますが、2003年に20年ぶりに鶴岡雅義と東京ロマンチカに復帰しています。
ステージに立って歌ったり、テレビ番組に出演したりしていました。
2011年には「勇気の歌/涙を残して」を発表しています。
また、2013年にはグループ結成の50周年を祝う祝宴を開催しました。
私生活では女優の香山美子と結婚しており、幸せな結婚生活を送っていたようです。
「三條正人」の死に様
「三條正人」は、2017年10月に東京都渋谷区にある病院で亡くなります。
死因は、マントル細胞リンパ腫という悪性リンパ腫でした。
白血球の一種であるβリンパ球が異常に増殖する病気で、がんの一種になります。
「三條正人」は2016年頃から体調を崩すことが多くなっていたといいます。
抗がん剤による治療を行っており、入院したり退院したりを繰り返していました。
その一方で、治療に専念するのではなく音楽活動も続けています。
ステージに立って歌うことを大切にしていたのです。
亡くなる数週間前には、ムード歌謡のバンドとして知られるロス・インディオスの55周年記念コンサートにもゲストとして出演しています。
それが「三條正人」の最後のステージとなりました。
入院してから容体が悪化し、74歳で亡くなります。
「三條正人」の死に様の信憑性
「三條正人」は悪性リンパ腫を患い入院していましたが、亡くなる前日まで普通に日常の会話ができたと妻である香山美子は語っています。
まとめ
「三條正人」は晩年、悪性リンパ腫の治療を行いながらもステージに立ち続けていました。
入退院を繰り返していましたが、74歳で亡くなります。
亡くなる数週間前にもコンサートに出演し、ステージに立っていました。
