木へんに花で「椛」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「椛」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに花で「椛」の読み方

「椛」という漢字は訓読みで「もみじ」と読み、音読みでの用法はありません。

また、「樺(かば)」という漢字に「華(はな)」の部分を「花(はな)」に置き換えたことに因み、「椛(かば)」と読む場合もあります。

「椛」の意味や解説

「椛」という漢字には「紅葉(もみじ)」という意味が含まれており、花のように葉が色を付ける木を表す国字になります。

「紅葉」とは、「落葉広葉樹の葉が落葉の前に色を変える現象」を意味する言葉です。

細かくは葉が赤色に変わることを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わること「黄葉(こうよう、おうよう)」、褐色に変わること「褐葉(かつよう)」と呼びますが、まとめて「紅葉」と呼ばれることが一般的です。

「紅葉」は葉の老化現象の一部として考えられ、葉を緑色に見せる化学物質「クロロフィル」が分解されることによって発生します。

そして、葉を赤色に見せているのは「アントシアン」と呼ばれる物質であり、「クロロフィル」などの化学物質が老化の過程で分解される際、葉を守る役割を果たしていると考えられています。

「椛」の地名での使い方や使われ方

・『椛木』【かばき】
青森県水戸郡南部町に所在する地名。

・『椛谷』【かばたに】
島根県鹿足郡吉賀町に所在する地名。

・『椛名木』【かばなき】
青森県上北軍横浜町に所在する地名。

『七折椛木』【ななおりかばぎ】
宮崎県西臼杵郡日之影町に所在する地名。

まとめ

「椛」は訓読みで「もみじ」「かば」と読む漢字です。

そして、「椛」には「紅葉(もみじ)」という意味が含まれています。

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