くさかんむりに孤で「菰」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「菰」の読み方を分かりやすく説明していきます。

くさかんむりに孤で「菰」の読み方

「菰」という漢字は訓読みでは「こも」「まこも」と読み、音読みでは「コ」「ク」と読みます。

「菰」の意味や解説

「菰」「こも」「まこも」という意味が含まれています。

「菰」は並び生えた草の象形である「くさかんむり」「孤」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「こも/まこも」はイネ科マモコ属に分類される植物のことであり、「ハナガツミ」とも呼ばれています。

「こも/まこも」の葉を?ぎ取ると表れる白い部分は食用されている「マコモダケ」です。

ちなみに、「こも/まこも」は誤りによりニュージーランドで繁殖していることで、侵略的外来種の指定を受けています。

また、アメリカでは北米のマコモ属保護のため、「こも/まこも」の茎を輸入することは禁止されています。

「菰」の熟語での使い方や使われ方

・『水菰』【みこも】
「水中に生える菰」を意味する言葉です。
・『若菰』【わかごも】
「新芽を出したばかりの菰」を意味する言葉です。
・『菰筵』【こもむしろ】
「菰の葉を編んで作られた筵」を意味する言葉です。
・『菰枕』【こもまくら】
「菰を束ねて作られた枕、とりわけ、旅寝における即席の枕に対して言う語」などを意味する言葉です。
・『菰巻き』【こもまき】
「秋の末頃、杉や松の木の幹に菰を巻きつけること」「酒樽に菰を巻きつけ、縄で締めて飾ること」を意味する言葉です。
・『菰角』【こもづの】
「黒穂菌が菰の茎に寄生することによって生ずる竹の子状のもの」を意味する言葉です。

まとめ

「菰」は訓読みでは「こも」「まこも」と読み、音読みでは「コ」「ク」と読む漢字です。

そして、「菰」はイネ科マモコ属に分類される植物「こも/まこも」という意味が含まれています。

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