この記事では、「楸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに秋で「楸」の読み方
「楸」は音読みでは、「シュウ」と読みます。
また、訓読みで「ごばん」、「ひさぎ」と読みます。
「楸」の意味や解説
「楸(ヒサギ)」はノウゼンカズラ科キササゲ属に分類される落葉高木のことを言います。
「木大角豆・木?豆(キササゲ・キササギ)」、「カミナリササゲ」、「カワギリ」の別名があります。
他にも、「楸(ヒサギ)」は「赤芽柏・赤芽槲(アカメガシワ)」の古名でもあります。
「アカメガシワ」はトウダイグサ科アカメガシワ属に属する落葉高木のことを表しています。
さらに、「楸(ごばん)」は「碁盤(ごばん)」のことを意味し、「楸局(しゅうきょく)」とも言います。
「楸」は「木」に「秋」と書きますが、「木」は「き」、「立ち木」、「材木」などの意味があります。
また、「秋」は「秋」、「陽暦では九月から十一月」、「四季で夏の次、冬の前」などを表しています。
「楸」の熟語での使い方や使われ方
・『楸樹』【キササゲ・ヒサギ】
ノウゼンカズラ科キササゲ属に分類される落葉高木のことを言います。
・『浜楸』【ハマヒサギ】
浜辺に生えている楸(ヒサギ)のことを意味しています。
・『刺楸』【ハリギリ】
ウコギ科ハリギリ属に属している落葉高木のことを表し、「針桐」の漢字表記もあります。
まとめ
「楸」が含まれる名字の方は、「楸(ひさき・ひさぎ)」、「楸原(さきはら・ひさきはら・ひさぎはら)」、「楸田(ひさぎだ)」さんがいらっしゃいます。
また、「楸」と似た漢字の言葉としては、「萩」、「鍬」、「湫」、「?」、または、「?」などがあります。
言葉の読み方や意味を知って、適切に使えるようにしていきたいものです。
