この記事では、「アーカイブ」と「アーカイブス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アーカイブ」とは?
“archive”と英語で書いて単数を意味するのが「アーカイブ」です。
あまり使わなくとも重要なデータを保存するという意味があり、普段使うものとは別にしておかなければ、いざ必要になる重要な情報が入った媒体が見つけにくいと困るので、別の場所に保管しておきます。
また、業務の妨げにならないためにも、しっかり必要なものと重要である媒体を収集して保管するのです。
「アーカイブス」とは?
英語で“archives”と書き、複数を意味する言葉が「アーカイブス」です。
一つの資料だけでなく、いくつかの公文書や歴史的に価値があるため重要度が高い資料を分かりやすく保存しておきます。
例としては、資料博物館には弥生時代から現代までの様々な資料がいくつか展示していますが、それらを一つの施設にまとめて保管したり、管理しては多くの人に入場料を得て見てもらうのです。
「アーカイブ」と「アーカイブス」の違い
「アーカイブ」と「アーカイブス」の違いを、分かりやすく解説します。
保存する記録という意味がある単数を指す「アーカイブ」は、公文所や記録保管所といった場所を指すときに使われています。
メールでは削除するのではなく、一時的に「アーカイブ」しておけばまた必要なとき取り出し、読めるようになるのです。
単数ではなく、複数の古文書や重要性が高い資料を管理して、保存しておく機関、施設などを「アーカイブス」といいます。
「アーカイブ」の例文
・『資料ごとに色分けしたアーカイブをまとめて電子化した』
・『法令で定められている経理のアーカイブは、企業ごとに整備する』
「アーカイブス」の例文
・『様々な記事のアーカイブスは、携帯電話でも閲覧できる』
・『民俗について学ぶため、アーカイブスを求めて旅に出た』
まとめ
似ている言葉を2つ取り上げましたが、単数か複数といったところに違いがあります。
使い方を学び、相手に言葉の意味をうまく伝えてみるといいでしょう。
