この記事では、「楸」の読み方を分かりやすく説明していきます。
木へんに秋で「楸」の読み方
「楸」は音読みでは、「シュウ」と読みます。
また、訓読みで「ごばん」、「ひさぎ」と読みます。
「楸」の漢字の意味や解説
「楸」には、いくつかの意味があります。
その一つが「碁盤(ごばん)」です。
他には、「キササゲ」、「アカメガシワ」のことを表しています。
「キササゲ」はノウゼンカズラ科キササゲ属に分類される落葉高木のことを言います。
「キササゲ」は中国が原産と言われており、5mから10mくらいの高さがあります。
「キササゲ」は6月から7月頃に白っぽい黄色の花が咲き、内側に紫色の斑紋があります。
また、「アカメガシワ」はトウダイグサ科アカメガシワ属に属する落葉高木のことを指しています。
「アカメガシワ」の樹高は5mから15m程度で、雄雌異株です。
「アカメガシワ」の開花時期は6月から7月頃で、雄花は多くの薄黄色のおしべが見られます。
「楸」の熟語での使い方や使われ方
・『浜楸』【はまひさぎ】
浜辺に生えている「楸(ひさぎ)」のことを言います。
・『河原楸』【かわらひさぎ】
「キササゲ」の別名です。
・『花楸樹』【ななかまど】
バラ科ナナカマド属に分類される落葉高木のことを表しています。
まとめ
「キササゲ」には他にも、「木?豆」や「木大角豆」の漢字表記があります。
また、「キササゲ」は「カワギリ」、「カミナリササゲ」の別称もあります。
「アカメガシワ」は漢字で「赤芽柏」や「赤芽槲」とも表記されます。
さらに、「アカメガシワ」は「アカガシワ(赤柏)」、「ゴサイバ (御菜葉)」などとも呼ばれています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。
