この記事では、「連絡待ってます」と「ご連絡お待ちしております」の違いを分かりやすく説明していきます。
「連絡待ってます」とは?
電話やメールなどをしてくれるのを待っている、という意味です。
「連絡」には、気持ちや考えを伝えること、情報などを知らせることという意味があります。
「待っ」は「待つ」のことで、ある事柄や人などがくることを望みながら、その時までを過ごすという意味です。
「ます」は敬意を表す語です。
知合いと旅行することで説明をします。
Aさんは知り合いのBさんと旅行に行きたいなと考えています。
Bさんの都合もあるので、一緒に旅行に行くためには、Bさんの都合を考えなければなりません。
そこで、「一緒に旅行に行きたいのだけれど、どうだろう」とAさんからBさんにメールをしました。
この問いかけに対して、返事が欲しいです。
返事をくれるようにお願いをしておかないと、メールを返してくれない可能性があります。
そこでこの言葉を使用して、返事をするようにと伝えておきます。
「ご連絡お待ちしております」とは?
電話やメールなどをしてくれるのを待っている、という意味です。
「ご連絡」は「連絡」を敬意を表す言い方にしたものです。
他人の行為を表す語に「ご」をつけると、その行為をする人に敬意を表す言い方になります。
この場合は、連絡をするのは聞き手です。
「お待ち」は「待つ」の連用形の「待ち」に「お」をつけて、敬意を示す表現にしています。
「ております」は「ている」の丁寧な言い方です。
たとえば、C社がD社と話し合いをしたいと考えているとします。
そのためには、D社との都合をあわせなければなりません。
C社は「話し合いをしたいのだけれど、都合がよい日を教えて欲しい」とD社に連絡をしました。
この問いかけへの答えを返して欲しいです。
そのときに、返事をくださいという意味でこの言葉を用います。
「連絡待ってます」と「ご連絡お待ちしております」の違い
「連絡待ってます」と「ご連絡お待ちしております」の違いを、分かりやすく解説します。
2つの言葉は丁寧さに違いがあります。
丁寧なのは後者の方です。
前者は親しい間柄に、後者は目上の人に対して使うことが多いです。
まとめ
丁寧さに違いがあります。
そのため、使う相手も違います。