しんにょうに豆で「逗」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「逗」の読み方を分かりやすく説明していきます。

しんにょうに豆で「逗」の読み方

「逗」という漢字は訓読みでは「逗(とど)まる」と読み、音読みでは「トウ」「ズ」と読みます。

「逗」の意味や解説

「逗」には「とどまる」「立ち止まる」「滞在する」「区切り」という意味が含まれています。

「逗」は十字路の象形である「しんにょう」に頭が膨らみ脚の長い食器、たかつきの象形である「豆」を組み合わせ、「留まって動かない」という意味を表す会意兼形声文字として成り立った漢字です。

「逗」の熟語での使い方や使われ方

・『逗留』【とうりゅう】
「一定期間、旅先などに留まること」「滞在」「その場に留まって動かないこと」「その場でグズグズすること」「その場に留まる時間」「暇」を意味する言葉です。

・『長逗留』【ながとうりゅう/ながどうりゅう】
「長い時間、同じ場所に滞在すること」を意味する言葉です。

・『逗留客』【とうりゅうきゃく】
「旅先に滞在している客」を意味する言葉です。

「逗」の地名での使われ方

・『逗子』【ずし】
神奈川県に所在する地名です。

・『逗葉』【ずよう】
神奈川県に所在する地名です。

「逗」のその他での使われ方

・『新逗子駅』【しんずしえき】
かつて、神奈川県にあった駅名であり、現在は逗子葉山駅に改名されました。

・『逗子線』【ずしせん】
神奈川県横浜市金沢区にある金沢八景駅と逗子市にある逗子葉山駅のあいだを結ぶ鉄道線路の名称です。

まとめ

「逗」は訓読みでは「逗(とど)まる」と読み、音読みでは「トウ」「ズ」と読みます。

そして、「逗」には「とどまる」「立ち止まる」「滞在する」「区切り」という意味が含まれています。

主に「逗留」や神奈川県にある地域「逗子」に関連する名称に使われている漢字でした。

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