くさかんむりに重で「董」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「董」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「董」の読み方

くさかんむりに重で「董」は、音読みで「とう」と読みます。

また、訓読みで「ただ(す)」と読みます。

「董」の意味や解説

「董」「ただす。

とりしまる。

おさめる」
という意味があります。

「董正」「董督」など、取り締まったり、正す意味を持つ熟語が多い言葉です。

また「董」は、「骨董(こっとう)に使われています。

「骨董」「骨」「骨組み」「物事の要点」などという意味があり、「董」には「ただす。

とりしまる」
という意味があります。

さらに中国では取締役会のことを「董事会」と呼ぶように、「芯となる大切な物事」と意味があるとされています。

現在の「骨董」は、「昔の人が使った古い道具」「価値のある古い物」などを意味する言葉となっています。

「董」の熟語での使い方や使われ方

・『董正』【とうせい】
「おさめ、正す」「取り締まること」という意味があります。
・『董督』【とうとく】
「監督して正すこと」という意味があります。
また「取り締まり、正すこと」という意味があります。
会社の上司が、部下を監督し、行動を正そうとするようなとき、「上司が部下を董督する」などという文章にすることができます。
・『董狐』【とうこ】
「中国の春秋時代の史官のこと」を意味します。
晉国の霊王が暴君だったため、趙一族の趙穿に殺されます。
同じく趙一族の趙盾が、霊王をいさめ切れず逃げ出した点、また君主を殺した趙穿を討たなかった点を見て、三者の中で趙盾に罪があると記録したことから、罪の所在を明らかにした人と、後世の人化からたたえられました。

まとめ

「董」「とう」と読み、さらには「ただ(す)」と読むことが分かりました。

取り締まりをしたり、監督をするような場面で使う言葉と覚えておくといいのではないでしょうか。

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