この記事では、「非常」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「非常」の正しい読み方
「非常」の正しい読み方は「ひじょう」です。
の間違った読み方や間違いやすい読み方
「非常」は「ひとこ」「ひつね」などと間違って読まれることがあります。
「非常」について説明
「非常」の意味は以下の通です。
1つ目は「ものごとの思いがけない変化による、差し迫った状態」という意味です。
2つ目は「程度が並みではなく、はなはだしい様子」という意味です。
3つ目は「人の行動や様子が明らかに普通とは異なる様子」という意味です。
「非常」は名詞・形容動詞として「非常だ・である」「非常に大きい」「非常用テント」などと使われます。
因みに、「非情」と同じ読み方をする言葉に「非情」がありますが、こちらは「人間らしい感情をもたないこと」という全く別の意味の言葉です。
更に、似た様な意味の言葉に「異常」がありますが、こちらは「正常でないこと」という意味で使われます。
「非常」の言葉の由来
「非常」の「非」は「〜でない」「それと違う」「〜がない」という否定の意の語、「常」は「つね」とも読み「いつも同じ状態が続くこと」「特別でない」「普通の」という意味、「非常」で「いつも続いている同じ状態とは違うこと」「明らかに普通でないこと」になります。
「常」という漢字は「長く巻き付ける布」を表す象形で、ここから「長く変わらないこと」という意味で使われています。
まとめ
今回は「非常」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。