「伝える」と「伝わる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

この記事では、「伝える」「伝わる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「伝える」とは?

「伝える」「言葉などで知らせること」「伝達すること」「あるものを受け継いで残すこと」「伝授すること」「よその土地から何かをもたらすこと」「熱や音などが一方から他方へ移るように仲立ちすること」を意味する言葉です。

「伝える」の使い方

「伝える」は動詞として使われています。

「伝わる」とは?

「伝わる」「話などが一方から他方へ通じて広がること」「情報が人から人へと知らされる」「昔から受け継がれて今に至る」「代々受け継がれて残る」「ある土地からよその土地へ入って来る」「伝来する」「もたらされる」「熱や音などがある道筋を通って他方へ届く」「何かを仲立ちして雰囲気などが感じ取られる」「物に沿って移動する」「つたう」という意味を含める言葉です。

「伝わる」の使い方

「伝わる」は動詞として使われています。

「伝える」と「伝わる」の違い

「伝える」は自分から相手に対して一方的に内容を知らせる行動のことを指します。

一方、「伝わる」は相手の目線や立場を考慮しつつ、お互いにコミュニケーションを取る行動のことを指します。

「伝える」の例文

・『旅行の日程をコミュニケーションアプリで友達に伝える』
・『母から明日の予定を兄に伝えるよう頼まれた』
・『彼は後世に名を伝えるほどの偉業を果たした』

「伝わる」の例文

・『この土地には先祖から代々伝わる伝承がある』
・『この陶器は我が家に代々伝わる家宝だ』
・『西洋からはるばる海を渡ってキリスト教が伝わる』

まとめ

自分から相手に対して一方的に内容を知らせる行動が「伝える」、相手の目線や立場を考慮しつつ、お互いにコミュニケーションを取る行動が「伝わる」ということでした。

一字違いですが、二語が含めるニュアンスには微妙な違いがありました。

タイトルとURLをコピーしました