「ラカントS」と「パルスイート」の違いとは?分かりやすく解釈

代替甘味料の二大巨頭の違いとは?

この記事では「ラカントS」「パルスイート」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ラカントS」とは?

大阪府大阪市東住吉区にある『サラヤ株式会社』が製造・販売している商品名です。

「ヤシノミR?洗剤」で知られる同社の技術力を示す商品となりました。

ラカンカの実のエキスとトウモロコシ由来のエリストールを合成した自然派甘味料ラカントを商品化、さらに発展させたものだと言っていいでしょう。

前身商品トラカントの発売開始から4年後の1999年に発売されています。

「パルスイート」とは?

東京都中央区に本社のある『味の素株式会社』が製造・販売している商品名です。

グルタミン酸ナトリウムの調味料で有名な同社です多事業化しており、その中の甘味料事業で開発されたのが同商品だと言っていいでしょう。

現在のアスパルテームの製造方法を確立させたのはあまり知られていませんが、アメリカ、EU、カナダ、日本で特許を取得しているほどです。

1984年に発売開始後、発売25周年の2009年にリニューアルするなど、同社の強みであるアミノ酸事業・アミノ酸開発技術の享受を受けた商品だと言えるでしょう。

「ラカントS」と「パルスイート」の違い

「ラカントS」「パルスイート」の違いを、分かりやすく解説します。

ラカントSはサラヤ株式会社が発売。

1995年に商品化されている「ラカント」に高純度ラカンカエキスを使ったスペシャル品を意味するSをつけたもので1999年に販売開始されています。

パルスイートは味の素株式会社が発売している商品です。

同社の強みである多事業の研究蓄積が使用された商品だと言っていいでしょう。

発売年はラカントよりも10年以上早い1984年の事でした。

アミノ酸からできた人工甘味料アスパルテームを使用したのが特徴。

リニューアル後にアラニンやポリグルタミン酸が使われるなど顕著に同社の技術力がいかんなく発揮されています。

また低カロリーですが、完全にカロリーゼロという訳ではない点がラカントSとは違った点でしょう。

まとめ

ラカントSはラカント・スペシャルと言い換える事が可能です。

ラカンカエキスの高純度化に使用したラカントの特別品を意味します。

拘りは全てが天然素材を使用。

自然派食品を冠名につけるのは伊達ではありません。

パルスイートは人工甘味料アスパルテームが使われており、人工甘味料=悪だと思われる方には敬遠されがちです。

しかしその上限摂取量は規定されているもの、規定量に達するほどの取得は非現実的。

また経口栄養補給ができない方には多少なりともカロリーが獲れるのは長所だと言えるでしょう。

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