「美術」と「芸術」の違いとは?分かりやすく解釈

この記事では、「美術」「芸術」の違いを分かりやすく説明していきます。

「美術」とは?

「美術」「びじゅつ」と読みます。

意味は「色や形など、視覚的な要素を使って自分の思うところを表現する手段のこと」です。

色や形などの美しさにより、その時の風景や主観などを表現するもので、「絵画・彫刻・書道・建築・工芸」など、形あるものを表します。

「美術」の言葉の使い方

「美術」は名詞として「美術を究める」「美術的」「古美術」などと使われます。

「美」「うつく(しい)」とも読み「見た目にすばらしい」「りっぱである」という意味、「術」「すべ」とも読み「方法」「手段」「わざ」「すべ」という意味、「美術」「見た目にすばらしく表現する技」になります。

「芸術」とは?

「芸術」「げいじゅつ」と読みます。

意味は、「特定の材料や技術、身体などを使い、観照的価値のある作品を作り出す活動のこと」という意味です。

様々な素材を活かして風景や主観などを表現するもので、上記で紹介した美術の技法の他に、演劇・映画・ダンス・オペラなど無形のものも含まれます。

「芸術」の言葉の使い方

「芸術」は名詞として「芸術をきわめる」「芸術的」「芸術家」などと使われます。

「芸」「草木を栽培すること」「修練によって得た技能」という意味、「術」「方法」「手段」「わざ」「すべ」という意味、「芸術」「修練によって得た技能により表現する技や人の活動」になります。

「美術」と「芸術」の違い

「美術」「見た目にすばらしく表現する技、芸術のうちのひとつ」です。

「芸術」「修練によって得た技能により表現する技や人の活動」です。

「美術」の例文

「美術」の例文は以下の通りです。

・『学校で美術を専攻する』
・『この部屋の装飾は美術的だ』

「芸術」の例文

「芸術」の例文は以下の通りです。

・『彼は造形の芸術家として活動している』
・『子供の作品だが非常に芸術的だ』

まとめ

今回は「美術」「芸術」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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