「運びとなりました」の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈します。
「運びとなりました」の意味
「運びとなりました」は、進め方などが決定したような状況で使用される言葉です。
これは、たとえば「皆で対応する運びとなりました」のように使用します。
このようにすると、皆で対応するように決まったような印象の表現にできるのです。
「運び」は「運ぶ」という動詞が名詞化されたものと言えます。
これを「運びとなる」とすることで、物事が決まった経緯などを表現する言葉にできるのです。
なお、ここでは「なる」を「なりました」にして、過去形かつ丁寧語の言葉に言い換えています。
これらのことから、「運びとなりました」が、進め方などが決定したような状況で使用される言葉であると分かるのです。
「運びとなりました」の敬語での使い方や表現方法
「運びとなりました」は既に敬語になっています。
これは、丁寧語の「なりました」という言葉を用いた表現になっているのです。
たとえば、ある議題について協議していたとします。
そして結論は、二社が共同で対処する方針になったのでした。
このような場合に、「両社が共同で対処する運びとなりました」と述べるとよいでしょう。
これによって、そのような方針に決まったということを、上手に言い換えて表現できるのです。
また、「運びとなりました」を別な敬語にする方法もあります。
たとえば、「運びとなったのです」と表現できます。
他にも、「運びとなったそうです」や「運びとなったようです」とすれば、推測を含む形にできるのです。
さらに、「方針となりました」なども類似の表現だと言えます。
このように、「運びとなりました」を色々な形にアレンジできると分かります。
同じような意味でも、言葉の使い方次第で異なる印象の表現にできるのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「運びとなりました」の言い換えや使用例
・『このような運びとなりました』
・『両社で協議する運びとなったのです』
・『全力で対応する運びとなったそうです』
ここでは、「運びとなりました」を使った例文を挙げています。
例文からも分かるように、前段に少し言葉を加えると、自然な表現になります。
また、「運びとなりました」を言い換えると、それぞれ違う印象の表現を作り出せるのです。
まとめ
このように「運びとなりました」は、進め方などが決定したような状況で使用される言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
