「微力ながら尽力いたします」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「微力ながら尽力いたします」とは?
はじめに「微力ながら尽力いたします」の意味を解説していきます。
「微力」は「力が小さいこと」を意味する言葉です。
「微力ながら」とすることで、「自分の能力が低いさま」をへりくだって表現する場合に使われるものになります。
また「尽力」は「力を尽くす」ことを表しています。
「精一杯取り組むさま」を表現するため平易にすると「頑張りる」と言いかえることもできるでしょう。
「微力ながら尽力いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「微力ながら尽力いたします」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あらたにチームリーダー任命されたとします。
あなたにとっては初めてのリーダーなので非常に嬉しいです。
このような時に、あなたは「微力ながら尽力いたします」と返答するとよいでしょう。
自分の力を過信することなく、前向きに精一杯取り組むであろう様子が伝わる、よい返答になることでしょう。
この言葉を使う場合の注意点は、音声としての響きです。
「びりょく」「じんりょく」と、同じような韻が続きます。
詩では多用される表現ですが、通常の音声や文章では少し違和感のある表現になってしまいます。
どちらかを、別な表現に言い換えるほうが望ましいでしょう。
「微力ながら尽力いたします」を使った例文
ここでは「微力ながら尽力いたします」を使った例文を挙げていきます。
これらの例文から分かる通り、同じ敬語表現でも語尾を変えるだけで、印象を変化させることができます。
・『微力ながら尽力いたします』
・『微力ながら尽力させていただきます』
・『微力ながら尽力します』
「微力ながら尽力いたします」の類語や敬語での言いかえ
それでは「微力ながら尽力いたします」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「微力ながら尽力いたします」の類似表現
まず 「微力ながら尽力いたします」の類似表現について解説します。
「微力ながら」は「およばずながら」や「憚りながら」と言い換えることができるでしょう。
表現は異なりますが、意味としては同じになります。
「微力ながら尽力いたします」の敬語表現
つぎに「微力ながら尽力いたします」を別の敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「尽力させていただきます」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「微力ながら尽力いたします」という表現は、何かを任された場合の返答に使える便利なフレーズです。
上手に使えると、非常に役に立つ言葉とも言えるので覚えておくとよいでしょう。
