さんずいへんに叔で「淑」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに叔と書く「淑」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「淑」の読み方と意味について解説します。

さんずいへんに叔で「淑」の読み方

「淑」の読み方は音読みでは「シュク」、訓読みでは「しと?やか」「よ?い」です。

「淑」の意味や解説

「淑」とは、「品が良く善良であるさま」を表す言葉です。

人の素晴らしさを表す時に用いられる表現で、そうあって欲しいと思えるような理想的で善な様子を指します。

人として身につけた素晴らしさや品性のことを「徳」といいますが、多くの人徳を身につけている人としての素晴らしさを表す言葉が「淑」です。

一般的には女性の素晴らしい態度や振る舞いに対して用いられることが多く、上品な清らかさを指す言葉として使われています。

ただの善人や良い人ではなく社会的にも人格的にも素晴らしく多くの人から憧れられるような人を表します。

「淑」の熟語での使い方や使われ方

・『淑女』【しゅくじょ】
「上品で立派な女性」を指します。

正しいマナーや豊かな知性、優しさやユーモアセンスなど人としての素晴らしい要素を多く備える女性を表す言葉です。

人間としても社会の一員としても立派な男性のことを「紳士」といいますが「淑女」は女性版の紳士にあたる表現です。

・『貞淑』【ていしゅく】
「身持ちが固く清らかなこと」を意味します。

肉体的な意味で清く正しいことを表す言葉で、身特に持ちの固い女性に対して用いる表現です。

夫に尽くす妻や一途に彼氏のことだけを想う彼女など他の男性には心も体も許さない清廉潔白さを表しています。

・『静淑』【せいしゅく】
「物静かでおくゆかしいこと」を意味します。

ズケズケ物を言ったり勝手に振る舞ったりなど言動にわがまま勝手なところが見られずつつましく控えめなさまを表します。

まとめ

「淑」は使い方によって意味が大きく変わります。

本来の意味だけでなく使い方もあわせて憶えておきましょう。

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