この記事では、「だらしない」と「みっともない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だらしない」とは?
「だらしない」の意味は以下の通りです。
1つ目は「きちんと整っていない様子」という意味です。
2つ目は「節度がない様子」という意味です。
3つ目は「体力や根性がないこと」という意味です。
「だらしない」の言葉の使い方
「だらしない」は形容詞として使われたり、副詞として「だらしなく立つ」などと使われたり、名詞として「だらしなさ」などと使われます。
語源は「しだらない」という言葉で、「言動や状態に締まりがない」「秩序が無く乱れている」という意味です。
「しだらない」の並びが入れ替わり「だらしない」として使われる様になりました。
「みっともない」とは?
「みっともない」の意味は以下の通りです。
1つ目は「見た目が悪い様子」という意味です。
2つ目は「体裁が悪い様子」という意味です。
「みっともない」の言葉の使い方
「みっともない」は形容詞として使われたり、副詞として「みっともなく泣く」などと使われたり、名詞として「みっともなさ」などと使われます。
語源は、見た目が悪い様子を表す「見たくもなし」という言葉で、「みとうもなし」「みともない」「みっともない」と変化しました。
「だらしない」と「みっともない」の違い
「だらしない」は「きちんと整っていない様子」「締まりがない様子」という意味です。
「みっともない」は「見た目が悪い様子」「体裁が悪い様子」という意味です。
「だらしない」の例文
「だらしない」の例文は以下の通りです。
・『だらしない格好でコンビニへ行く』
・『彼はお金にだらしない』
・『すぐに仕事を辞めたいと言うのはだらしない』
「みっともない」の例文
「みっともない」の例文は以下の通りです。
・『女性が電車内で化粧するのはみっともない』
・『あまりに場違いな服装でみっともない』
・『人までみっともなく叫ばないで欲しい』
まとめ
今回は「だらしない」と「みっともない」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。