この記事では、「ポンコツ」と「ボンクラ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ポンコツ」とは?
何度も丁寧に教えているというのに、どこか上の空で記憶せず、いつまでも上達しない者を「ポンコツ」といいます。
うまく仕事もできない人は廃棄物のような扱いをされることもあるのです。
そんなどこに行っても役に立つような行動ができない人を指すこの言葉の意味には、老朽化してまともに動かない、壊れていて使えないといった中古品からきています。
「ボンクラ」とは?
ぼさっと立っているだけで仕事がろくにできない人を「ボンクラ」といいます。
仕事中であるのに気合が入らず、間が抜けた様は頭が弱く見えるのです。
そこが人として出来が悪く見えたり、程度が低い者と思われてしまうのです。
この言葉の由来は新潟県の田上町で、その地方では知能が低い人を「ボンクラ」といって、古くから馬鹿にした方言として使われてきました。
「ポンコツ」と「ボンクラ」の違い
「ポンコツ」と「ボンクラ」の違いを、分かりやすく解説します。
いくら教えても記憶できず、違う結果を見せる人を「ポンコツ」といいます。
まるでもうエンジンが動かないので廃棄されたおんぼろ車のようなところに周囲は軽薄し、距離をおくのです。
もう一方の「ボンクラ」は物事がよく見えないほど見通しが悪いところからぼうっとしている人を指します。
それほどいつも目がどこを向いているのか分からないは、動きが使えないといった馬鹿にする気持ちを込めているのです。
「ポンコツ」の例文
・『ポンコツの彼氏は、何度も行き先を教えても記憶しない』
・『買い物を頼めば、いつも違う物を買ってくるポンコツの妹が嫌い』
「ボンクラ」の例文
・『兄はお金が入ればすぐ競馬に行き、大金を失うボンクラな人だ』
・『作業で失敗ばかりして、工場長に叱られるボンクラな弟が虚しくなる』
まとめ
似ている言葉を2つご紹介しましたが、多少意味に違いがありますので、どのような人に使えるかよく調べてから使いこなしてみましょう。