この記事では、「拡大鏡」と「老眼鏡」の違いを分かりやすく説明していきます。
「拡大鏡」とは?
「拡大鏡」は「かくだいきょう」と読みます。
意味は「文字や物体を原寸よりも大きく見せるメガネのこと」です。
「拡大鏡」の言葉の使い方
「拡大鏡」は「ルーペ」とも呼ばれます。
「拡」は「ひろ(げる)」とも読み「範囲を大きくする」という
意味、「大」は「おおきい」という意味、「鏡」は「かがみ」とも読み「姿を映し見る道具」「レンズを用いた器具」という意味、「拡大鏡」で「見たい範囲を一時的に大きくするレンズ」になります。
単に物を大きく見せて作業し易くする為の道具であり、視力を変える働きはありません。
「老眼鏡」とは?
「老眼鏡」は「ろうがんきょう」と読みます。
意味は「衰えた目の調節機能を補助し、手元のピントを合わせるメガネのこと」です。
「老眼鏡」の言葉の使い方
「老眼鏡」は、「リーディンググラス」「キャリアグラス」とも呼ばれます。
「老眼」とは、老化により目の水晶体が硬化して、ピントが合わせにくくなり、近くが見えにくくなる症状です。
「老眼鏡」はレンズにより、目の調節機能を補助して手元を見やすくするメガネです。
近視の人でも老眼になる可能性があり、「遠近両用メガネ(老眼・近視両方メガネ)」もあります。
「拡大鏡」と「老眼鏡」の違い
「拡大鏡」は「見たい範囲を一時的に大きくするレンズ・メガネ」です。
「老眼鏡」は「衰えた目の調節機能を補助し、手元のピントを合わせるメガネ」です。
「拡大鏡」の例文
「拡大鏡」の例文は以下の通りです。
・『拡大鏡を使って写真を見る』
・『針に糸を通すのに拡大鏡が必要だ』
「老眼鏡」の例文
「老眼鏡」の例文は以下の通りです。
・『本を読むのに老眼鏡を使う』
・『祖父は新聞を読む前に老眼鏡を探す』
まとめ
今回は「拡大鏡」と「老眼鏡」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。