「ナナカマド(七竈)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ナナカマド(七竈)」という花をご存知でしょうか。

「ナナカマド(七竈)」は、日本や樺太、朝鮮半島が原産であり、バラ科ナナカマド属の植物です。

5月~7月にかけて、1mmほどの小さな白い花を枝先に咲かせます。

今回は「ナナカマド(七竈)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。

「ナナカマド(七竈)」の花言葉

「ナナカマド(七竈)」の花言葉は、基本的には「賢明」という意味が有名です。

控えめながらも凛とした花を咲かせる「ナナカマド(七竈)」にぴったりなイメージの意味です。

また、「安全」「私はあなたを守る」という意味もあります。

「ナナカマド(七竈)」は、夏には可愛らしい花を、秋には真っ赤な実がなり葉が紅葉し、季節を楽しめることから、庭のシンボルツリーとしても人気です。

家族を守る家のシンボルツリーとしても、ぴったりな意味合いですね。

「安全」

相手を案じ、安全を願うときにぴったりの意味合いです。

家内安全の想いを込めて、シンボルツリーとして植えて育てるのも素敵です。

「賢明」

思慮深く分別を持った行動ができる性格の相手に、尊敬の意味を込めて贈るといいでしょう。

「私はあなたを守る」

大切な相手に贈るのにぴったりです。

プロポーズの時にもいいですね。

「ナナカマド(七竈)」の花言葉の由来

「安全」「私はあなたを守る」という意味は、北欧神話が由来とされています。

ある日、雷神トールは大洪水に遭ってしまいます。

雷神トールは溺れそうになってしまいますが、近くに「ナナカマド(七竈)」の木を見つけます。

「ナナカマド(七竈)」の木に掴まることで、雷神トールは命を助けられました。

このことから、付けられた意味だと言われています。

その後、船を作る時は、「ナナカマド(七竈)」の木の板を一枚用いれば水難に遭わないと言われるようになったそうです。

「ナナカマド(七竈)」の豆知識

「ナナカマド(七竈)」は、西洋で古代から魔除けの象徴とされています。

ヨーロッパ各地では、「ナナカマド(七竈)」の枝から作られた十字架を、家畜小屋の戸口にかけて魔除けにしていました。

また、弔事の際は、教会の墓地のナナカマドの枝でつくった十字架を身につける風習もあったそうです。

「ナナカマド(七竈)」には、神秘的な力があると信じられていました。

まとめ

「ナナカマド(七竈)」は季節を楽しませてくれるだけでなく、花言葉も素敵な意味を持ちます。

花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。

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