「コアジサイ(小紫陽花)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「コアジサイ(小紫陽花)」はアジサイ科アジサイ属の落葉低木です。

「シバアジサイ(柴紫陽花)」と呼ばれることもあります。

その名の通り、普通のアジサイよりも小さいことが特徴です。

またその花は普通のアジサイの花から花びら(正確には装飾花)を無くしたような見た目をしています。

花の色は白、優しいブルー、淡い紫など。

開花期は普通のアジサイと同様6~7月です。

「コアジサイ(小紫陽花)」の花言葉

「コアジサイ(小紫陽花)」の花言葉は「忍耐強い愛」です。

「コアジサイ(小紫陽花)」の花はあまり派手なものとは言い難く、少し慎ましい印象すら感じさせるものではありますが、普通のアジサイの花と違い甘い香りを漂わせています。

そしてこの性質が見た目ではなく中身や行動で勝負するというようなイメージを与え、このような花言葉が付くに至ったのでしょう。

余談ですが、青いアジサイには「辛抱強い愛情」という似た花言葉があります。

またピンクのアジサイには「元気な女性」「強い愛情」、白のアジサイには「寛容」「一途な愛情」という花言葉があるほか、紫のアジサイには青のアジサイと同じ「知的」「神秘的」「辛抱強い愛情」という花言葉があります。

「コアジサイ(小紫陽花)」の豆知識

「コアジサイ(小紫陽花)」は本州(関東以西)、四国、九州に分布する日本固有種で、日の当たる林や丘陵などの環境を好みます。

樹高は1~1. 5mほど。

また秋になると葉が黄色くなります。

野生下では普通に見られる一方、栽培は難しいという特徴があるため、市場にて「コアジサイ」と呼ばれているものはたいてい「オクタマコアジサイ」というガクウツギとの交雑種です。

とはいえ装飾花が無いという点では「コアジサイ(小紫陽花)」と共通ですし、コンパクトに育てることも可能ですので興味があれば育ててみるのも良いでしょう。

加えてオクタマコアジサイはピンクの花を付ける可能性もあります。

まとめ

「コアジサイ(小紫陽花)」はアジサイの仲間で、名前通り普通のアジサイより少し小さいのが特徴です。

装飾花(花びらのように見えるもの)が無いということもあり、花もまたアジサイと比較すると慎ましくこぢんまりとした印象を受けます。

そんな「コアジサイ(小紫陽花)」の花言葉は「忍耐強い愛」

花は飾ることなく、甘い香りを漂わせて虫を引き寄せるという特徴があります。

そしてその様が、誰かとじっくり向き合って愛を与え続けたり、ルックスではなく中身で勝負するといったようなイメージを与えたのでしょう。

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