「ハイビスカス」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

いかにも南国というイメージの「ハイビスカス」は、アオイ科フヨウ属(「ハイビスカス」属)の総称です。

狭義にはその内の熱帯、亜熱帯性の植物を指し、代表的な品種として「ブッソウゲ」があります。

鑑賞用だけでなく、食用や繊維用など、人の生活と密接に関わってきた植物です。

花色は白から赤、赤からオレンジ、青、茶色、複色で、花期は5月から10月です。

今回は、「ハイビスカス」の花言葉について解説します。

「ハイビスカス」の花言葉

「新しい恋」「繊細な美」が共通する花言葉です。

比較的良い意味ですが、深読みが出来てしまうので、贈る時は気を付けましょう。

「新しい恋」

「ハイビスカス」の花は1日花で、今咲いている花は全て新しい、という意味で「新しい恋」です。

新しい恋は心が浮き立つものです。

相手の良いところばかりが目に入ります。

相手の事を良く知りませんが、知らないところは皆、想像で埋まっているのです。

これが知り合うにつれ、想像に劣る部分が出て、幻滅していきます。

ですが、もう一歩踏み込めば、想像を超える良い部分が見つかる事もあるかも知れません。

次の新しい恋は、しっかり相手を見よう、その気持ちが恋を永遠の愛に出来るかの分岐点と言えます。

前の恋と比較しているような印象になるので、告白には合いません。

失恋後、恋に臆病になっている友人を元気付けるには合うでしょう。

「繊細な美」

「ハイビスカス」の特徴は、長い花柱に付いた雄しべです。

更に、花弁はウェーブして、複雑なシルエットになります。

それらが破綻せず調和し、目を見張るような「繊細な美」になるのです。

繊細なものが成り立つには調和が必要で、さもなければすぐ壊れてしまいます。

絶妙に調和した機能美は、人間の美的感覚に深く根ざしたものです。

繊細な感性を身に付ける為、自宅に植えてみるのも良いでしょう。

「ハイビスカス」の色別花言葉

多くの品種がある「ハイビスカス」には多くの色があり、それに応じた花言葉が付いているので見ていきましょう。

白い「ハイビスカス」の花言葉

「艶美」です。

強い日射しの下で、最も光を多く反射する白は、眩しくさから表面を艶やかに見せます。

艶と美しさのある恋人へ贈るのに向きます。

赤い「ハイビスカス」の花言葉

「勇敢」といいます。

赤い「ハイビスカス」はマレーシアの国花になっています。

情熱的な赤い色が象徴するのは「勇気」で、「勇気」という花言葉の由来になっています。

どんな商品も飛び込みで売ってしまう営業担当を褒める時などに良いでしょう。

ピンクの「ハイビスカス」の花言葉

「華やか」です。

ピンクの甘やかで優しい色合いは、圧のある赤や、眩しすぎる白と比べ、花の形をより細かく、「華やか」に見せます。

適温のお湯でお茶の香りが引き立つようなものです。

華やかな美しさのある友人へ贈るのに向きます。

黄色い「ハイビスカス」の花言葉

「輝き」という言葉が付いています。

黄色は太陽に通じる色です。

南国の日射しの下、更に陽光を表す色で、二重に光り輝くイメージから付いた花言葉です。

他を圧倒する輝かしい実力がある人へ贈るのに向きます。

青い「ハイビスカス」の花言葉

「清爽」といいます。

青は冷静沈着な冷たいイメージもありますが、南国の海と空の青さを表すものです。

海風のように爽やかな人へ贈るのに向きます。

まとめ

「ハイビスカス」「南国の赤い花」というイメージが固定された花です。

花言葉を知れば、その多彩さにも気づけるでしょう。

花との出会いの機会も増やしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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