「白いゼラニウム」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「白いゼラニウム」は、フウロソウ科テンジクアオイ属の白花品種です。

南アメリカ原産で、20種ほどの原種から、数千の品種が作出されています。

花は花弁5枚ですが、八重咲き品種もあります。

花期は3月から12月で、基本的に四季咲きです。

今回は、「白いゼラニウム」の花言葉について解説します。

「白いゼラニウム」の花言葉

「尊敬」「真の友情」「あなたの愛を信じない」「優柔不断」などがあります。

良い言葉と悪い言葉が混在するため、人へ贈る時は意図を正しく伝えましょう。

「尊敬」

ゼラニウムに共通する花言葉です。

由来としては、花の美しさやハーブとしての有用さの他、イスラム教の伝説もあります。

昔、イスラム教の預言者「ムハンマド(マホメット)」が、洗ったシャツを「マロウ(ゼニアオイ属のアオイ)」にかけて干したところ、美しく香りの良い花の咲くゼラニウムに変わっていた、というものです。

つまり、ムハンマドとアラーへの尊敬を意味する花言葉でもあります。

尊敬の気持ちは、大切なものです。

強い尊敬だけでなく、自分の生活を支える人やものへの薄く広い尊敬の気持ちがあると、有り触れた日々も嬉しく感じられるものです。

尊敬出来る親や恩師へ贈るのに向きます。

ちょっとした尊敬出来る行為を褒める時にも良いでしょう。

「真の友情」

古くから世界中で栽培され、薬効もあるとされる事から、「人類の友」というニュアンスで付いた花言葉です。

同じ由来で「信頼」という花言葉も付いています。

友情に真実を求めてはいけません。

詐欺のために友情を装うなら偽物ですが、それは友情ではなかった、というだけです。

友情は人それぞれの距離があり、誰もが「刎頸の交わり」という訳でもありません。

具体的な利害を取り去っても一緒にいたい時がある、というのが友情の必要充分な条件でしょう。

友人へ贈り、信頼を伝えるのに向きます。

「あなたの愛を信じない」

これが「白いゼラニウム」固有の花言葉です。

愛情を感じさせるピンク色がかったゼラニウムと比較して、「白いゼラニウム」は愛情がなく冷たい、というイメージです。

人の心は分からないものです。

今日は愛情に満ちていても、1時間後には雨になる事もあります。

変わる事もある、予想が外れる事もある、一時的なものもある、そのぐらいの心づもりの方が、信じられるでしょう。

恋人や配偶者に贈ると、別れの言葉になるので向きません。

創作で、愛故に苦しみ、愛する事をやめたようなキャラクタのイメージには使えます。

「優柔不断」

こちらも「白いゼラニウム」固有の花言葉です。

ゼラニウムには赤やピンクの色がありますが、「白いゼラニウム」はまだ色をはっきり決められていない、という連想で付いた花言葉です。

一方、花の咲く時期がはっきりしない事も意味が合います。

優柔不断にも色々理由がありますが、誠実な決断のため時間がかかる、というのはそこまで悪い事ではないでしょう。

一方、責任を負いたくないため、結論を先延ばししている場合もあります。

見分けるのは難しいですが、回答期限を本人に決めさせるのは有効な方法でしょう。

悪い意味になるため、誰かに贈るには向きません。

まとめ

「白いゼラニウム」は、柔らかで美しい花です。

花言葉を知れば、また違う印象も持てるでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。

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