「アメリカナデシコ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アメリカナデシコ」は、ナデシコ科ナデシコ属の東アジア、ヨーロッパが原産の常緑性多年性植物です。

5月から6月ごろピンク、赤、白色の花を咲かせますが暑さに弱いため、日本では一年草として扱われることが多い植物です。

花びらの先端が長く伸びる様子がヒゲのように見えることからヒゲナデシコ(髭撫子)の名前で呼ばれることもあります。

今回は「アメリカナデシコ」の花言葉について解説していきます。

「アメリカナデシコ」の花言葉

「アメリカナデシコ」はビジョナデシコ(美女撫子)とも呼ばれる植物です。

ナデシコ(撫子)とは元々撫でたくなるほど可愛らしい花であることから付けられた名前ですが、「アメリカナデシコ」はナデシコの中でも花姿の愛らしさ、色の豊富さから特に美しいとされビジョナデシコと呼ばれるようになったようです。

そして原産地が東アジア、ヨーロッパであるのにもかかわらず「アメリカナデシコ」と呼ばれるようになったのは日本が「アメリカナデシコ」をアメリカから輸入したことが名前の由来となっています。

そんな「アメリカナデシコ」の花言葉は「細やかな思い」「器用」「純粋な愛情」「伊達男」です。

これらの由来について説明します。

「アメリカナデシコ」の花言葉「細やかな思い」

「アメリカナデシコ」の花びらの縁には切り込みが入っているように見えます。

この様を指してヒゲナデシコとも呼ばれる「アメリカナデシコ」ですが、細かな切り込みが入る様子が「細やかな思い」を表すとしてこの花言葉がつけられました。

「アメリカナデシコ」の花言葉「器用」

「細やかな思い」の花言葉に通じる点はありますが、もし「アメリカナデシコ」の花びらを人間の手によって再現しようとすると、大変器用な人でなければ難しい作業になってしまいます。

人の手によって作られた造形ではないですが、「器用」さを花姿に感じられるとしてこの花言葉がついたようです。

「アメリカナデシコ」の花言葉「純粋な愛情」

学名でDianthus barbatusと表記される「アメリカナデシコ」はギリシャ語で「ヒゲのあるジュピター(ギリシャ神話の神の一人)の花」の意味です。

古くから美しい花として知られていた「アメリカナデシコ」はグリム童話の中では悪人に命を奪われそうになる娘が、彼女を救おうとした王子によって変えられた姿であるとされています。

娘を守りたいという「純粋な愛情」「アメリカナデシコ」に娘を変えたことからこの花言葉がつけられました。

「アメリカナデシコ」の花言葉「伊達男」

伊達男とは洒落た身なりの男性を示す言葉です。

「アメリカナデシコ」は派手な色合いの花が多く、さらに髭が花びらに生えているように見えることがお洒落な男性に通じるということで「伊達男」の花言葉がつきました。

「アメリカナデシコ」の豆知識

「アメリカナデシコ」は食べられる花、エディブルフラワーの一つとしても知られています。

エディブルフラワーとして流通しているもの、もしくは自身で農薬等を用いないで種から栽培したものをサラダやゼリーの飾り付けとして用いると食卓が華やかになります。

まとめ

「アメリカナデシコ」は見た目だけでなく、花言葉にも美しさが込められています。

贈答の際の参考になさってください。

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