そのまま食べるのも出汁としてもおいしい「シイタケ」は、キシメジ科(またはホウライタケ科・ヒラタケ科)「シイタケ」属のキノコです。
アジアの熱帯域原産で、日本でも全国的に食用のため栽培されています。
キノコ類のため花は咲かず、胞子によって増えます。
現在は通年見られますが、本来の収穫期は秋です。
今回は、「シイタケ」の花言葉について解説します。
「しいたけ」の花言葉
「疑い」といいます。
「シイタケ」は食用である事が知れ渡っています。
料理する人なら野外で見かけても、確実に見分けられそうなほど親しまれているキノコです。
ですが、キノコにはしばしば有毒な種類があります。
野草にせよキノコにせよ、野外で食材を採取する時は、食べられる種類を知っているだけでは不十分です。
有毒品種を全て知っていなければ、100%安全とは言えないのです。
従って野外では、どんなに「シイタケ」と同定出来た、と思っても、常に「よく似た毒キノコではないか」と、疑いの心を持たなければなりません。
そんな教えから付いた花言葉です。
そのままの意味だとネガティブ過ぎて、誰かに贈るには向きません。
ある程度解釈を広げ、既存の学説を疑い探究心を持って新たな説を構築する、研究者の友人へ贈るなら向きます。
子供への教育として、物事をそのまま信じすぎてはいけない、という意図で贈るのも良いでしょう。
創作のミステリーで、疑惑のかかっているキャラクタイメージにしたり、文字以外のメッセージなどにも出来ます。
「シイタケ」を食べた時、「自分の生活の中で、改善すべき無駄な事をやっていないか」と疑ってみるのも、たまには良いでしょう。
この花言葉を贈るのに特に合わないのは、恋人や配偶者です。
こういう恋愛関係の場合、「疑い」は浮気を意味します。
こういう疑いは心の中に何かしら浮かぶものですが、表に出した時点でそれは「非難」や「追求」という行動になり、攻撃と変わりません。
「悪気はない、ちょっと気になっただけ」といっても、後の祭りです。
「しいたけ」の豆知識
「シイタケ」は「椎茸」と書きます。
「シイ(椎)」の倒木などに生えていた事が由来です。
「シイタケ」栽培では、丸太を「ホダ木」とした「原木栽培」が有名ですが、ここで使われる木は「クヌギ」「コナラ」「シイ」などで、必ずしも「シイ」にしか生えない訳ではありません。
まとめ
「シイタケ」はおいしく、身近なキノコです。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
キノコとの付き合い方も教えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。