「イキシア」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イキシア」はアヤメ科「イキシア」属の多年草です。

「イクシア」とも呼びます。

和名は「ヤリズイセン」です。

南アフリカ原産で、日本へは明治時代に渡来しました。

50種ほどの原種があり、同数程度の園芸品種も流通しています。

花は花弁6枚で、ごく細い花茎の先に連なって咲き、花色は白から赤、赤から黄色、青、複色です。

花期は4月から5月です。

今回は、「イキシア」の花言葉について解説します。

「イキシア」の花言葉

「団結」「団結して当たろう」「誇り高い」「秘めた恋」といいます。

比較的良い言葉が揃い、贈り物やチームのシンボルなどに向きます。

「団結」

花茎に連なった花が次々に咲き、1つの花のように株を彩る事から付いた花言葉です。

人間1人で出来る事は限られます。

2人ならそれが広がり、2人より3人の方が更に良いでしょう。

但し、少人数のうちは団結していく効果は大きいですが、集団が大きくなるに従い1人の意味が薄くなり、内部での対立も起きます。

当初の目的通りなら続け、そうでなくなったら見切りを付けるフットワークの軽さが何より重要でしょう。

この花言葉は、スポーツチームのシンボルなどに向きます。

「団結して当たろう」

こちらも同じ由来の花言葉です。

団結して物事に取り組む時に重要なのは、各々の分担をはっきりさせ、それを守る事です。

手が空いたら助けるというのは、当初合意した筈の配分をねじ曲げる行為で、計画の不備のごまかしでしょう。

この花言葉は、何かしら事業やチームに勧誘する時のメッセージへ添えるのに向きます。

「誇り高い」

「イキシア」の語源は「イキシア(有名な植物)」または「イクソス(とりもち)」です。

この「有名な植物」の方から付いた花言葉です。

誇りは人によって認められる事で自覚されるもので、自分を自分で誇りに思うのは難しい事です。

誇り高く、高潔な精神を持つ人へ贈るのに向く花言葉です。

「秘めた恋」

「イキシア」の語源のもう一つ「イクソス(とりもち)」から付いた花言葉です。

とりもちは、鳥などを捕獲するための粘液の事ですが、「イキシア」の茎を傷つけた時にも、それを思わせる粘液が出ます。

恋の「相手と離れたくない」という執着心を、茎の中に秘めているというイメージです。

恋を秘めるのは辛く、それでいて甘く楽しいものです。

長く秘め過ぎると、はみ出して周りを汚してしまうため、程々のところで忘れるか伝えるか、決断しましょう。

片思いに悩む友人へ贈り元気付けるのに向きます。

まとめ

「イキシア」はすらりとした美しい花です。

花言葉を知り、興味を深めれば、意外な性質にも気づけるでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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