「ハクモクレン(白木蓮)」という花をご存知でしょうか。
「ハクモクレン(白木蓮)」は、中国原産、モクレン科モクレン属の落葉高木です。
今回は「ハクモクレン(白木蓮)」の花言葉と由来について、詳しく見ていきましょう。
「ハクモクレン(白木蓮)」の花言葉
白色の花びらが大きい花を咲かせる「ハクモクレン(白木蓮)」の、3つの花言葉をご紹介します。
「高潔な心」
「ハクモクレン(白木蓮)」の真っ白い色の花が、「高潔な心」の由来とされています。
けがれのない澄みきった白色がとても美しい、「ハクモクレン(白木蓮)」らしい花言葉です。
上品な雰囲気を持つ花なので、ご年配の方にも人気がある花です。
「気高さ」
真っ白な花の色と、大きめの花びらが上を向いて咲いている姿から、「気高さ」という花言葉が生まれました。
花びらに厚みがあるため、他の花に比べて存在感があります。
上品な美しさに思わず目を奪われてしまうような花です。
「荘厳」
重々しさがあり立派であることを意味する「荘厳」という言葉が、「ハクモクレン(白木蓮)」そのものを表しています。
仏像や仏教に関連する言葉でもあるためか、お寺に植えられていることが多い植物でもあります。
高貴な花として古くから大切にされています。
「ハクモクレン(白木蓮)」の名前の由来
白い花を咲かせえるモクレン科モクレン属の植物であることから、「ハクモクレン(白木蓮)」という名前がつけられたと言われています。
「モクレン(木蓮)」の花は、鮮やかなピンク色をしています。
どちらも開花時期は3月~4月頃で、春の訪れを華やかに知らせてくれる花です。
「ハクモクレン(白木蓮)」の豆知識
上品な白い花が魅力的な「ハクモクレン(白木蓮)」ですが、秋になると変わった形の赤い実が生ります。
いくつもの小さな丸いボールが重なり合っているような、不思議な形をしています。
緑色から赤色に変化した後に、実が割れて中からオレンジ色の玉が出てきます。
その玉の中には黒い種が入っています。
緑色の実は、サボテンのようにも見えます。
実の変化が面白いという、「ハクモクレン(白木蓮)」の豆知識でした。
まとめ
高貴な印象の花言葉を持つ「ハクモクレン(白木蓮)」は、上品な美しさが魅力的な花です。
お寺に植えられていることが多いので、参拝に訪れた際は、白い花の「ハクモクレン(白木蓮)」を探されてみてください。