「ミツバツツジ」という花をご存知でしょうか。
近畿地方の太平洋側や関東地方に生息しているツツジ科ツツジ属の落葉低木です。
4月頃から5月ごろにかけて、主にピンク色や紫色の花を咲かせます。
鮮やかな色が美しく、暖かい季節の訪れを祝福するかのように咲く「ミツバツツジ」。
今回は、そんな「ミツバツツジ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「ミツバツツジ」の花言葉
「ミツバツツジ」は。
花の色によって別々の花言葉がつけられているわけではありません。
ここからは、「ミツバツツジ」の花言葉を4つご紹介します。
「平和」
緑色の艷やかな葉や、青い空にも映える華やかな「ミツバツツジ」の花。
眺めていると穏やかな気分になり、きっと心に平和が訪れることでしょう。
また、同時にそんな美しい花を愛でられるような平和な時代のありがたみも感じられます。
「節制」
その見た目の華やかさと裏腹に、こちらはストイックな雰囲気を持つ花言葉です。
「節制」とは、度を越さないように適度な慎みを持つことを意味します。
「ミツバツツジ」の美しさの秘密はその慎み深さなのかもしれません。
「自制心」
「自制心」は、自分で自分の欲求や感情をコントロールする心や精神力を指します。
「ミツバツツジ」の花を見この花言葉を思い出したら、自然と「自制心」を持とうという気分になることでしょう。
「抑制のきいた生活」
こちらもまた厳しさを感じる花言葉です。
日々を生きる上でストイックさも大切ですが、ときには自分を甘やかしたくなることもあるでしょう。
「ミツバツツジ」は、メリハリやバランスが大切であるということを教えてくれているのかもしれません。
「ミツバツツジ」の花言葉の由来
「ミツバツツジ」は、痩せた土地や岩場などの環境でも生き抜くエネルギーを持っています。
「節制」や「自制心」、そして「抑制のきいた生活」などの花言葉は、厳しい環境でも美しく咲き誇る「ミツバツツジ」の特徴に由来する花言葉です。
「ミツバツツジ」の豆知識
「ミツバツツジ」という花の名前は、文字通り三枚の葉が枝先に生えることから来ています。
「ミツバツツジ」は挿し木や接ぎ木といった一般的な増やし方で増やすことが難しく、あまり園芸用として流通している品種ではありません。
また、野生のものは盗掘の被害などにより、その全体数は減少傾向にあります。
もし野山などで見かけても、花を折ったりはせずに見て楽しむようにしましょう。
まとめ
今回は、「ミツバツツジ」の花言葉をご紹介しました。
「ミツバツツジ」の花言葉は、「節制」や「自制心」など、厳しさを感じさせるものが多くつけられています。