「タチツボスミレ」という花をご存知でしょうか。
日本を含む東アジアを原産国とする、スミレ科スミレ属の多年草です。
今回は「タチツボスミレ」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「タチツボスミレ」の花言葉
薄紫色の小さな花を咲かせる「タチツボスミレ」の、2つの花言葉をご紹介します。
「小さな幸せ」
「タチツボスミレ」の小さな花とハートの形をした葉が、「小さな幸せ」の由来とされています。
花は2㎝程度と小さく、ポツンと咲いている姿がとても可愛らしいです。
見つけらそれだけで幸せを感じられるような花です。
開花時期は3月~5月頃で、日当たりの良い道ばたや草原などに自生しています。
散歩や登山中に「タチツボスミレ」と出会った時は、「小さな幸せ」という喜ばしい花言葉を思い出してみてください。
「つつましい幸福」
小さくて控えな薄紫色の花と、思わず微笑んでしまうような可愛らしい様子から、「つつましい幸福」という花言葉が生まれました。
「幸福」という縁起の良い言葉を持つ花なので、贈り物にしても喜ばれるでしょう。
「タチツボスミレ」が、良い運気を運んできてくれるかもしれません。
「タチツボスミレ」の名前の由来
漢字では、「立壺菫」「立坪菫」と書きます。
花が散った後に茎が立ち上がるスミレであることから、「タチツボスミレ(立壺菫・立坪菫)」という名前がつきました。
花がなくなった茎は、グングンと立ち上がりながら成長します。
力強い生命力を持つ植物です。
「タチツボスミレ」の豆知識
「タチツボスミレ」は「スミレ」と言う名前が入っている通り、スミレ科スミレ属の花です。
「スミレ」という花を耳にする事が多いと思いますが、日本に自生している「スミレ」の花は、細かい種類も含めると約150種類もあるのです。
あまりの多さに驚いてしまいますが、花の形や色・葉の形など、様々な「スミレ」が存在しているようです。
「スミレ」の花を見かけた時は、その特徴をよく観察してみてください。
何か面白い発見があるかもしれません。
まとめ
幸運を招いてくれるような花言葉を持つ「タチツボスミレ」は、春に見頃を迎えます。
道ばたにも咲くような身近な花でもあるので、暖かい季節になったら、「タチツボスミレ」を探してみてください。
何か良いことが待っているかもしれません。